開催日時 | 17:00 〜 10:00 |
会費 | 3,000円 |
場所 | その他大阪医科大学LDセンター オンライン |
大阪医科大学LDセンター主催 オンライン講演会
申込・詳細はこちら
https://www.osaka-med.ac.jp/deps/ldc/lecture_info.html
内容
講義50分×3本
対象
発達障害に関わる指導者・教員、保護者
配信期間
2020年12月4日(金)17時00分 ~ 12月7日(月)10時00分
申し込み締め切り
2020年12月3日(木)13時00分
講演会概要
私たち人間は、うれしい、楽しい、悲しい、悔しいなど様々な感情をもった生き物です。しかし、様々な感情は赤ちゃんの時からすべてみられるわけではなく、発達とともに快/不快から恐れや喜びなど複雑で多様な感情をもつようになります。人とかかわる力であるソーシャルスキルトレーニング(SST)の中にも、自己理解、他者理解、感情コントロールのプログラムが含まれていますが、感情の健全な発達が、対人関係能力の基盤となっていることを忘れてはなりません。友だちとうまくコミュニケーションできない、不登校、いじめ、暴力といったことにも感情を理解する、感情を表す力の問題が根底にあります。
感情は元来、自然に育っていくものと思われていましたが、虐待や育児不安など、親が感情をコントロールできない中での子育てが増えてきているようです。適切なモデルがなく安心できる環境もなく愛情を注がれずに育つと、子どもの感情もうまく育たないでしょう。そこで、ソーシャルスキルトレーニングの一環として感情を育てる教育の必要性がますます重視されるようになってきました。
渡辺先生は、学童期を中心としたソーシャルスキルに関する多くの本の著者としても著名な先生です。コロナウイルス禍にあっては、「健康戦士コロタイジャー」のアニメーションを作成して子どもたちにわかりやすくコロナに向き合う事を教えようとしてくださっています。
渡辺先生にはこれまで2回LDセンターの講演会でお話しいただきましたが、今回は子どもの感情の発達と感情を育てるかかわりについて、具体的にお話しいただきます。
講師紹介
渡辺 弥生 先生(法政大学文学部心理学科教授 法政大学大学院ライフスキル研究所所長)
ご専門は発達心理学、発達臨床心理学で、対人関係を開始し維持するソーシャルスキルを育てる心理教育プログラムの開発に取り組んでこられました。また、大学で教鞭をとる傍ら、講演や巡回相談にもかかわっておられます。主な著書:『子供の「10歳の壁」とは何か』 光文社新書、『ソーシャルスキルトレーニング』日本文化科学社、『親子のためのソーシャルスキル』 サイエンス社、『子どの感情表現ワークブック』(編著) 明石書店『絵本で育てるソーシャルスキル』(編著)明治図書出版 など多数。
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