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「褒める」と言っても様々なやり方がある。一番良いのは「あらゆる手を尽くして」褒めることだ。(略)
A君。クラスで最も学力的に厳しい子の一人だ。その子が字を上手に書くようになった。まずは、口頭で褒めた。「A君、めっちゃ上手い字だね!すげぇ!びっくりした!」次に、ノートにコメントを書く。「うまい!うまい!!うまい!!!クラストップレベルだ!AAAAA」そして、その日のうちに保護者に電話して褒める。さらに、次の日の学級通信で特集として取り上げて褒める。
A君は、その後ずっときれいな字を書き続けた。これまで、40〜50点ばかりだったというテストも、90点や100点になった。授業中に堂々と発言するようになった。
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この子の保護者の方は、通知表渡しの時に、石坂先生に涙ながらお礼を言ったそうです。

石坂先生は、この子だけでなく「誰にでも光が当たるクラスにする。」と新学期当初に決意されています。
褒め抜くとは、ここまでやるのか!と気付くことができます。

投稿: 小島 庸平