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第5回ばいりんがる寄席

4月29日第5回ばいりんがる寄席を行います。

出演: 13名の小、中学生
ゲスト噺家: 林家染太さん
ゲストスピーカー: 関西大学教授 田尻悟郎先生

参加費無料です。

英語学習のツールとして落語をつかうこと。
英語の音は、こころがくっついていて、はじめて ことばとして相手に届きます。

紙の上の記号ではなく 本物のことばとしてです。

そのためには想像力が重要です。
「どんなひとなのか、どんな相手なのか」
「どんな状況?」
「どんな気持ち?」
ひとつずつ、自分で考える。

そして、想像力を何とか駆使して、台詞の奥にある感情を 自分の心で感じて発する。
何度も「伝わらなかった」と自覚し、悔しさを乗り越えて、頑張る。

想像力は自分自身しか、鍛えることができません。
一人っきりで、集中して、勇気を出して 心と向き合った時、
こころがくっついたことばを出すことができる。

その瞬間、演者には「くっついた!」という実感があります。喜びがあります。
そして、観ているひとにも、「くっついた!」はストレートに伝わります。

演者の想像力と、観客の想像力、その二つが一体になり、そして落語の特性である、「笑い」につながります。
「人を笑わせる」って、楽しい!

舞台装置の何もない中で一人で高座に上がって落語を演じることで、
こどもたちは「想像力をつかってことばをまなぶ」という力を身につけます。

いったん想像力を使うことが身につくと、
教科書でも、英検問題集でも、単語帳でも、
いつでもどこでも想像力を使えるようになります。

想像力をつかって読んだり話したりした文章は、エピソード記憶として長期記憶に残っていきます。

先日の「地獄の中学生合宿」で文法九九の練習の際も、
落語経験者のT君は、どんな気持ちか、どんな状況かと考えながら読んだので、
チームメイトが、おもろい!、なるほど、そういう意味か~。わかった!という場面がありました。

ばいりんがる寄席でこどもたちの演技をご覧いただき、
「想像力」を使うことの楽しさを実感していただきたいです。

また、今回のスペシャルゲストは関西大学外国語学部教授で NHK「テレビで基礎英語」でおなじみの田尻悟郎先生です。
https://cgi2.nhk.or.jp/gogaku/english/telekiso/
田尻先生は 早くから落語を英語学習のツールとして使われています。
田尻先生からのことばの力についてのお話もお楽しみに!
お申し込みはこくちーずよりお願いいたします。

  

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