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読書バリアフリー研究会(札幌)~みんなに読む喜びと楽しさを伝えよう~

障害があるために、紙の本では読むことが難しい子どもたちが大勢います。伊藤忠記念財団は、そのような子どもたちへの読書支援を目的に、児童書を電子化(マルチメディアDAISY規格)し、全国の特別支援学校などへ配布する事業を実施しています。
さて、特別支援教育を受ける子どもたちは、年々増加しています。しかし彼らの読書環境の整備はまだまだこれからです。今、電子図書などの支援媒体の充実とともに、障害のある子どもたちへ読む楽しさを提供できる人材の養成が求められています。そこでこの講座では、読むための障害
となるさまざまな原因と、それを解消するために有効な媒体、支援方法について学び、読書支援ができる人材の養成を目指して実施します。
「僕も読めた!」 「私の好きな本を見つけた!」 さまざまな理由で、これまで読書を諦めていた
子どもたちの「笑顔」を創るために、ぜひこの研究会をご活用下さい。
主催:公益財団法人 伊藤忠記念財団
共催:札幌市中央図書館
後援:文部科学省(申請中)・北海道教育委員会・公益社団法人 全国学校図書館協議会

*講座内容
10:00~10:30
開講式・マルチメディアDAISY図書(わいわい文庫)とは?

10:30~11:30
Ⅰ 学習障害って何だろう ~読み書き障害の特徴と支援方法の実際~
金沢星稜大学人間科学部 教授 河野俊寛 先生

11:40~12:10
Ⅱ すべての子どもの 健やかな成長を願って~ふきのとう文庫40年の取り組み~
公益財団法人ふきのとう文庫 代表理事 髙倉嗣昌 先生

13:10~14:10 Ⅲ 情報通信技術(ICT)が広げる 障害のある子どもの世界
 ~子どもたちが生きる自信を身につけるために~
国立特別支援教育総合研究所 総括研究員 金森克浩 先生

14:20~15:20 Ⅳ 五感の力でバリアをこえよう ~さまざまなバリアフリー図書の紹介~
読書工房代表・専修大学文学部 講師 成松一郎 先生

15:30~16:00
伊藤忠記念財団の目指す活動 伊藤忠記念財団電子図書普及事業部 部長 矢部  剛
質疑応答・閉講式

*対象:学校教職員、図書館職員、医療関係者、障害のあるお子さんのいるご家族、その他この事業に興味や関心のある方。
*定員:50名(申し込み先着順 締切:6月10日(水))
*受講料: 無 料
*昼食:各自でご用意下さい。会場内で飲食することも可能です。ゴミは必ずお持ち帰り下さい。(図書館内及び周辺に食事ができるお店もあります。)

*問合せ&申し込み(必ず事前にお申し込み下さい)
申込は、電話・FAX・Eメールで受付します。
①参加会場 ②参加者氏名 ③住所 ④電話番号 ⑤所属(ある方のみ) ⑥当日の緊急連絡先をお知らせ下さい。

公益財団法人伊藤忠記念財団
〒107-0061 東京都港区北青山2-5-1
電話:03-3497-2652 / FAX:03-3470-3517 / Eメール:bf-book@itc-zaidan.or.jp

2015年5月23日(土) 読書バリアフリー研究会【東京会場】
http://www.itc-zaidan.or.jp/event_tokyo20150523.html

2015年5月30 日(土) 読書バリアフリー研究会【和歌山会場】
http://www.itc-zaidan.or.jp/event_wakayama20150530.html

2015年5月31日(日) 読書バリアフリー研究会【大阪会場】
http://www.itc-zaidan.or.jp/event_osaka20150531.html

2015年6月13日(土) 読書バリアフリー研究会【札幌会場】
http://www.itc-zaidan.or.jp/event_sapporo20150613.html

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