終了

哲学カフェ愛知@名古屋栄(第6回)

地域
矢場町駅名古屋市愛知  
開催日時 19:00 21:00
定員10名
会費0円
場所 愛知県名古屋市中区栄三町目18番1号 ナディアパーク6階名古屋市市民活動推進センター
哲学カフェ愛知@名古屋栄(第6回)

【テーマ】「社会の荷物」
  「高齢者の人口が増えて社会保障費が増える。はっきり言って社会の荷物。
  今の医療は無駄に延命している。早く死ねるように社会を変えるべき」といった
  ことを真面目に話す人と、最近会うことが多くなりました。「自分たちは働いて税金を払っているのに、税金を働いていない人が私たちより裕福な暮らしをするのは不公正だ」「障害者が恵まれている。優遇されている」。「弱者が特権を持っている」と続きます。話している人は、高学歴高所得な方もいれば、専業主婦の方も。マスメディアの方など広範囲な方です。「在日朝鮮人は通名を使っているのは在日特権」だに通じるものがあります。ナチスドイツが障害者を抹殺するために宣伝した「障害者は社会のお荷物」とするポスターも思い出させます。「税金のムダ」と言い換えてもよいかもしれませんが、そうなると多くの方が「正義の基準」として「社会の荷物」という言葉は使われているし、私も使っていない言葉でもありません。「社会の荷物」という意識や言葉の意味について、善悪を離れて距離を置き時代の言葉として、自分自身の意識の底も観ながら、対話を通じて掘り下げたいと思います。
  哲学カフェのルールを守って頂ける方であれば、どなたでも。ルールといっても、①他人の話を聴く②自分の言葉で話す③異なる意見を楽しむ、です。哲学の専門知識は不要です。1つの意見にまとめたり、合意形成をしません。当たり前と思っている言葉や考え方について問いを立てる、深く考える、広く考える、言葉に表現する、対話をすることを楽しむ会です。正解を得ようとしたり、自分の考えを納得させようとして参加されると期待に添えませんが、哲学対話の後で、それまで気づかなかった知らなかった視点を持って広く深く考えられます。また、哲学することの大切さや楽しさを、異なる意見を持つ他者がいることの大切さを、結果として得ることになることが多い会です。

申込みは、こちらのポータルサイトか、メールでお願いいたします。
メール:tetsucafe.p4e@gmail.com