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英語授業学研究会12月月例会 望ましい英語授業の枠組における語彙指導の発展過程

どなたでも参加できます(参加費無料)。事前にお申し込みをお願いいたします。なお当日は忘年会を予定しております。そちらも事前申し込みをお願い申し上げます。

「英語授業学研究における語彙指導の発展過程:英語借用語リストによる語彙リストの作成」
鈴木政浩(西武文理大学)・南部匡彦(国際短期大学)
 本発表は英語授業学研究で設定した「望ましい英語授業の枠組」を適用し,語彙指導を進める過程について議論することを目的とする。この枠組は,授業者主導型授業・楽しい授業・学習者主導型授業・英語を使いこなす授業の順に授業づくりを発展させることを想定している。まず望ましい英語授業の枠組について概観し,それぞれに過程で語彙指導をどのように展開するかを議論したい。

 検討する語彙リストは,11月月例会までの発表を受けて,英語借入語をもとにした語彙リストである。このリストの作成過程についてこれまでの流れを概観する。前回までにNationの提案する1万語の語彙リストから,英語借入語を抜き出したリストを作成し,その他の語彙リストからも英語借入語を抽出し,2000語程度の語彙リストが完成した。この2000語が属するword familyの語彙を抽出している。英語借入語は日本語と英語の間で,意味や発音が異なるという点で指導上解決しなければならない問題は存在するが,英語学習に困難をかかえている学習者にとってメリットがあると考えられる。その結果英語借入語の派生語についても定着しやすいことが期待できる。当日は,派生語を含めた語彙リストと,望ましい英語授業の枠組にどのように位置づけるかを議論したい。

【検討する英語授業の枠組と語彙指導の発展過程(案)】

授業者主導型授業の段階
・授業者に求められる語彙に対する専門知識とはどのようなものか
・語彙習得の学習方略の種類と配置
・効果的な予習・復習のあり方

楽しい授業の段階
・言語文化的知識を活用した語彙指導(語源やニュースリソース,自己表現との関係)

学習者主導型授業の段階
・Humanistic Approachの視点に立った語彙指導
・異文化間コミュニケーションにおける語彙指導
・文化や社会問題を取り上げた教材で学習する際の語彙指導

英語を使いこなす授業の段階
・技能の連動性にもとづく語彙指導のあり方

 この月例会は書籍『英語授業学研究(学習者の英語運用能力を促進する授業実践の定式化)-リメディアルからグローバルまで』の編集会議を兼ねています。どなたでも自由に参加いただけます。

本研究はJSPS科研費 17K02896の助成を受けたものです。

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