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日本ポジティブ行動支援ネットワーク研修会in大阪 -地域・学校・家庭で生かすポジティブ行動支援-

開催日時 13:20 17:00
定員200名
会費4000円
場所 大阪府大阪市天王寺区南河堀町4-88  大阪教育大学天王寺キャンパス

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日本ポジティブ行動支援ネットワーク研修会in大阪 -地域・学校・家庭で生かすポジティブ行動支援-

【残席18となりました!!】
本会は、「ポジティブ行動支援」(PBS/PBIS)の実践・研究・普及を目的とする国際組織であるThe Association for Positive Behavior Supportの日本組織として唯一正式に承認された日本ポジティブ行動支援ネットワークが主催する研修会です。

テーマ:地域・学校・家庭で生かすポジティブ行動支援
第1部 入門セミナー&応用セミナー (13:20~14:40)

【入門セミナー】
「ポジティブ行動支援の導入に向けた応用行動分析学の基礎的理解」 
講師 庭山和貴 (大阪教育大学, APBS-J副会長)

【応用セミナー】「学校全体でポジティブ行動支援に取り組むために~行動指導計画の作成と運用~」 
講師 田中善大 (大阪樟蔭女子大学, APBS-J理事)

第2部 実践報告 (14:50~16:50)
「中学校におけるポジティブ行動支援―地域とともに行うPBS―」
谷川雄一(大阪市立井高野中学校)

「地域で支える家族中心のポジティブ行動支援(Family-Centered PBS)―青年期発達障害者家族のための行動支援プログラムの開発―」
廣瀬眞理子(関西学院大学)

●参加費:研修会 一般4000円
研修会 学生2000円
     懇親会   4000円
(1か月前、50名限定、ネット決済限定で早割あり)

連絡先: pbisparty@gmail.com
    https://pbisparty.jimdo.com

◆日本ポジティブ行動支援ネットワークとは・・・
日本ポジティブ行動支援ネットワークは、「ポジティブ行動支援」(PBS)の実践・研究・普及を目的とする国際組織であるThe Association for Positive Behavior Supportの日本組織として正式に承認された団体です。(2017年3月1日 承認)
日本ポジティブ行動支援ネットワークは、行動支援に関する専門的知見によって、人々の生活の質を生涯に渡って高めることを目指します。科学的に効果が検証された「ポジティブ行動支援」を推進し、人々とその家族、学校、各種機関、地域にとって、社会的に意義のある成果を実現することを目的とします。

◆ポジティブ行動支援とは・・・
ポジティブ行動支援(PBS)とは、当事者のポジティブな行動(本人のQOL向上や本人が価値あると考える成果に直結する行動)をポジティブに(罰的ではない肯定的、教育的、予防的な方法で)支援するための枠組みのことです。また、ポジティブ行動支援は個人の行動のみを標的とするのではなく、その周囲の人々、あるいは周囲の人々を取り巻く様々な状況も分析とアプローチの対象と捉え、持続的な成果を生み出すための仕組みづくりを目指します。
ポジティブ行動支援においては、行動の理由を明らかにして、その理由に基づいた支援計画を立てることが目指されますが、その過程におけるアセスメントや適用される様々な技法は応用行動分析学(Applied Behavior Analysis:ABA)に基づくものです。

◆ポジティブ行動支援の誕生と現在までの経緯とは・・・
ポジティブ行動支援は米国において1990年代に障害のある方々の行動の問題に対する「罰的・嫌悪的な方法」に反対する運動、そしてノーマライゼーションとインクルージョンの運動を契機にして誕生しました。そしてポジティブ行動支援は、「当事者を中心とした意思決定」、「例えば大学の実験室のような非日常的な場面に限定されない、当事者の実際の生活の場における成果」を重視しながら発展を遂げていきます。
具体的には1999年にポジティブ行動支援の専門誌であるJournal of Positive Behavior Interventionが刊行され、2003 年にはポジティブ行動支援の進歩に貢献するための国際組織としてAssociation for Positive Behavior Support(APBS)が 設立されました。そしてAPBSが設立されAPBSネットワークが組織化されるようになり、その1つとして2017年に日本ポジティブ行動支援ネットワークが誕生しました。

◆ポジティブ行動支援が適用されるフィールドとは・・・
ポジティブ行動支援は知的障害や発達障害のある方々の行動支援の枠組みとして誕生したという経緯があるため、学校教育、障害福祉、家族支援などが主なフィールドといえます。
特に学校教育に関しては、米国において「学校規模ポジティブ行動支援」(School-wide PBS)の成果が多く報告されており、障害児教育に限定されない成果が報告されています。また、上記のフィールド以外にも「行動」の問題に関わる全ての現場がポジティブ行動支援のフィールドとなりえます。

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