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【世界を学ぼう】原発事故から10年、避難者は今

開催日時 19:00 20:15
定員95名
会費0円
場所 その他オンライン(Zoom) 
【世界を学ぼう】原発事故から10年、避難者は今

2021年3月、福島原発事故から10年が経とうとしていますが、その被害の影響は今なお続いています。福島から避難をされた森松明希子さんもその一人です。森松さんは、2018年に原発事故被害者の基本的人権が日本政府により守られていないと国連人権理事会で訴えました。その後、同理事会より日本政府へ勧告が出されましたが、政府は誠意ある対応を行っていません。そして同勧告から3年、何が変わったのでしょうか。

今回は森松さんから原発避難者から見る問題について、そしてグリーンピースの鈴木かずえさんからは、国連の人権メカニズムにある国内避難民の権利などについてお話いただきます。

【講師プロフィール】
森松明希子(もりまつあきこ)さん
福島県在住中に東日本大震災及び福島原子力惨禍に被災。0歳と3歳の2児を連れて大阪へ国内避難(母子避難)。東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)を主宰。原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表、原発賠償関西訴訟原告団代表を務める。国内外で講演を続け、災害による被災者・避難者・原発事故被害者の人権について訴える。スイスジュネーブの国連人権理事会にてスピーチ。参議院東日本大震災復興特別委員会に参考人として招聘され、被災当事者として陳述を行う。「黒田裕子賞」受賞。著書に『母子避難、心の軌跡』(かもがわ出版、2013年)、『災害からの命の守り方ー私が避難できたわけー』(文芸社、2021年)など。
主な発言:
「被ばくを避け健康を享受することは基本的人権です」
「知って被ばくすることと何も知らされずに被ばくさせられることは全然意味が違うのです」
「放射能は県境では止まらない」
「『避難の権利』は『平和のうちに生きる権利』なのです」
「被ばくからまぬがれいのちと健康が守られる権利の大切さを世界のみなさんに伝えたい」
「『避難』は『保養』の最たるものです」
「自主避難ではなく『自力避難』」

鈴木かずえ(すずきかずえ)さん
グリーンピース・ジャパン、エネルギー問題担当。1991年、第一次湾岸戦争の際にグリーンピース・ジャパンでボランティアを始め、1992年より職員に。アクション・コーディネイターなどを経て1995年より核問題担当。ノンフロン冷蔵庫の日本での商品化を実現させる「グリーンフリーズ」プロジェクト、東京電力福島原発プルサーマル燃料装荷差し止め裁判、福井県の原発へのプルサーマル燃料装荷反対運動などにもかかわる。2004年末に退職後、2011年に復職、2011年より現職。

【開催日時】
2021年2月10日 (水) 19:00-20:15

【参加方法】
下記リンク先より、お申し込みください。登録した際にその方専用の参加URLがZoomより送られますので、お時間になりましたら、送られて来たURLからご参加ください。
https://is.gd/6dix0d

▼アーカイブ:
お申し込みされた方に一週間限定のアーカイブをお送りします。お時間が合わない方でも、ぜひお申し込みください。

このオンライン勉強会は「Zoom」を使用して行います。開始までにZoomアプリをインストールしておいてください。

【主催・問合せ先】
ピースボート事務局
メール:event@peaceboat.gr.jp(@は半角に書き換えてください)

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