英語授業研究学会 第35回全国大会

大会テーマ「生成AI で変化する世界と英語教師としての信念」

＜第1 日:8 月10 日(土)＞
総合司会：横山 聖（大阪教育大学附属天王寺中学校）
１．開会あいさつ・諸連絡（12：50～12：55）
大会実行委員長 前田 哲宏（龍谷大学）

２．オープニングレクチャー（13：00～14：20）
「生成AI の可能性〜英語授業にいかに活かすか〜」
講師 水本 篤（関西大学）
司会 中西 浩一（平安女学院大学）

３．映像による中学校授業研究協議（14：30～15：40）
「中学校３年：人権意識を高める英語授業を目指して
―留学生と多文化共生について語り合う―」
授業者：山﨑 寛己（新潟市立下山中学校）
分析者：加賀田 哲也（大阪教育大学）

４．課題別分科会（15：50～17：10）
＜第1 会場＞ 「個別最適な学びと協働的な学び―ICT，AI を活用して―」
提案者： 北野 梓（大阪府立富田林中学校）
豊嶋 正貴（國學院大學）
兼コーディネーター： 菅 正隆（大阪城南女子短期大学）

＜第2会場＞ 「テスト作成と評価を再考する―誰のため何のためのテスト・評価なのか？―」
提案者： 今田 健蔵（東京大学教育学部附属中等教育学校）
平田 健治（奈良女子大学附属中等教育学校）
兼コーディネーター： 久保野 雅史（神奈川大学）

＜第3 会場＞ 「諸外国の英語教育に学ぶ―韓国・ネパール・フィンランドー」
提案者： 小泉 仁（星槎大学）
Ann Mayeda（甲南女子大学）
兼コーディネーター： 米崎 里（関西学院大学）

＊創立35 周年記念パーティー（プログラム終了後に予定しております。詳細は後日お知らせします。）

＜第2 日:8 月11 日)＞
総合司会：神原 勝（宝塚市立宝塚第一中学校）

５．レクチャー（9：30～10：40）
「読み書きのつまずきと指導方法：ユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業作り」
講師：雪丸 尚美（北九州市立大学）
司会：和田 憲明（姫路大学）

６．映像による高等学校授業研究協議（10：55～12：05）
「高等学校1 年：英語コミュニケーションI
「生徒が題材を自分事と捉え，深く考える指導の工夫」」
授業者：中島 利恵子（新島学園中学校・高等学校）
分析者：津久井 貴之（群馬大学）

７．会員総会（12：55～13：15）
会長挨拶・2023年度会計報告・2024年度年間事業計画 他

８．研究・実践発表（13：20～15：00）
(1) 13:20〜13:45 (2) 13:55〜14:20 (3) 14:30〜14:55

＜第1 会場＞ 421 教室 司会：大脇 裕也（大東市立北条中学校）
(1) 「公立中学校１年生と３年生に実施した１分間チャットの比較」
宮﨑 太樹（日野市立日野第一中学校）

(2) 「中学生を対象にした検定教科書の内容についてやり取りさせる指導
－言語的側面と機能的側面に着目して－」
前田 宏美（新潟青陵大学）
松野 麻理恵（港区立三田中学校）

(3) 「T―S インタラクションで教師と生徒の発話はどのように変化したのか？」
太田 洋（東京家政大学）
佐々木 有美子（桶川市立桶川東中学校)
落合 千裕（熊谷市立玉井中学校)

＜第2 会場＞ 423 教室 司会：秋山 容洋（姫路市立家島中学校）
(1) 「中学校1 年生を対象にした語彙学習方略の考察―綴りを声に出しながら書くことの効果に注目して―」
新谷 彰男（岡山市立福浜中学校）

(2) 「帯活動とオンライン交流授業を組み込んだ「話すこと［やり取り］」の技能を高めるための授業モデルの開発と評価 ―英語科教員誰もが取り組める実践を目指して―」
水間 健太（市原市立国分寺台中学校）

(3) 「強勢と区切りに着目した音読指導の実践 ～自分の伝えたい内容を相手にわかりやすく伝えるために～」
菅原 和人（伊勢崎市立第三中学校）

＜第3 会場＞ 424 教室 司会：木村 祐太（金沢市立西南部中学校）
(1) 「生徒が主体的に学習に取り組むための中学校英語の指導と評価―動機づけ理論を基にした授業実践―」
平野 朋美（袖ヶ浦市立蔵波中学校/文教大学（院））

(2) 「生徒がエンゲージしていく生きた言語活動 ～ねばり強さを育て，学び続ける生徒を育成するために～」
牧野 尚史（滋賀大学教育学部附属中学校）

(3) 「稲岡章代教諭の授業映像記録を活用した中等英語科教育法の授業実践
―will 導入の3 つの授業 (2000年, 2007年, 2010年) の比較を通じて」
水野 邦太郎（神戸女子大学）

＜第4 会場＞ 425 教室 司会：桐井 誠（文教大学）
(1) 「高校入試の書くことの問題分析 〜どのような単語や文法事項を書くことが求められているのか〜」
西村 秀之（玉川大学）
太田 洋（東京家政大学）

(2) 「3年間で中学生の英語への意識はどう変化したか 〜教科書を中心とした指導とアンケート結果〜」
堀米 美恵子（箕面市立第六中学校）

(3) 「生徒が豊かに思いを書くための仕掛け」
秦 慶樹（雲南市立掛合中学校）

＜第5 会場＞ 426 教室 司会：中島 真紀子（筑波大学附属中学校）
(1) 「授業における語彙指導改善の視点－I-Thou-It フレームワークの活用」
高尾 浩也（姫路市立琴丘高等学校/神戸市外国語大学（院））

(2) 「「コミュニケーションを行う目的や場面，状況」への意識の有無とパフォーマンスの関係性に関する研究」
工藤 洋路（玉川大学）
津久井 貴之（群馬大学）

(3) 「高校英語授業において，生徒が興味・関心を抱き，考えや気持ちを伝えあうようなオーラルインタラクションを，教師がどのように作っていくことができるか」
ラジャ 紫津子（法政大学中学高等学校）

＜第6 会場＞ 427 教室 司会：扇薗 尚孝（兵庫県立尼崎工業高等学校）
(1) 「創造的思考力の評価に着目した授業実践−「人とAIの共生」をテーマとした内容言語統合型学習−」
篠原 泰子（神戸大学附属中等教育学校）

(2) 「英語表現Ⅱ（論理・表現Ⅱ）の授業を高める： 検定教科書＋αとして何が必要か？パラグラフライティングとディスカッションを例に」
塩原 洋二（明治大学付属明治高等学校・中学校）

(3) 「My Lesson Aimed at Fostering English Proficiency for University Entrance Exams andCommunication」
泉谷 忠至（近畿大学附属高等学校・中学校）

＜第7 会場＞ ４３１教室 司会：森田 琢也（大阪教育大学附属高等学校池田校舎）
(1) 「論理・表現Ⅰにおけるスピーチの一貫性の変容 ―ディベート活動を通して―」
坂井 峻也（神戸市立葺合高等学校）

(2) 「英語の語彙に苦手意識を持つ高校生に対する語彙指導のあり方とその効果の考察―形成的評価に着目して―」
坂本 美佳（滋賀県立長浜北高等学校）

(3) 「主体的で深い理解を促すpost-reading活動―ジグソー法を取り入れた伝え合いの効果―」
栗原 達也（桐朋中学校・高等学校）

＜第8 会場＞ ４３２教室 司会：宮崎 貴弘（神戸市立葺合高等学校）
(1) 「英語授業における一人一台端末のフル活用について〜GIGA スクール構想第2 期を見据えて〜」
真島 由朱（大阪府立桜塚高等学校）

(2) 「高校における思考法・生成AI を使用した英語ビジネスコンテスト参加の事例」
村田 幸一（追手門学院大手前中学高等学校）

(3) 「個別最適な学びを通して話す力の向上を測る授業実践（中学1 年）
～AI スピーキングアプリ BASE IN OSAKA を活用して～」
冨藤 賢治（藤井寺市立第三中学校）

＜第9 会場＞ 433 教室 司会：劉 崇治（八尾市立高安小中学校）
(1) 「ウクライナプロジェクト － 教員養成課程におけるPBL の導入と学習意識の変容」
松原 万里子（大阪教育大学）

(2) 「協同学習としての英語演劇活動において観察された学習者の英語力に対する意識の変化について」
内田 加奈美（神田外語大学）

(3) 「英語に苦手意識のある大学生へのコミュニケーション・ストラテジー指導をともなうチャット活動がもたらす情意面の変化」
吹原 顕子（大阪商業大学）

９．シンポジウム（15:15～16:45）
「英語教育再考―英語教育の目的とは―」
登壇者：大津 由紀雄（慶應義塾大学名誉教授）
直山 木綿子（関西外国語大学）
三浦 孝（静岡大学名誉教授）
司 会： 泉 惠美子（関西学院大学）

10．閉会あいさつ（16:45～16:50）
英語授業研究学会 副会長 和田 憲明（姫路大学）