第8回先生の働き方を考えるワークライフバランスフォーラムin名古屋

令和７年６月　「給特法等の改正案」が参議院本会議で可決され、正式に成立しました。改正給特法は、教職員の給与や待遇を改善するための重要な法律です。今後、教員の給与が段階的に改善される見込みです。また、令和８年度からは「主務教諭」という新しい職が追加されることも発表されています。文部科学省は、教員の働き方改革に向けた指針を策定し、教師の労働環境の改善に取り組むことを約束しています。

令和７年９月には、次期学習指導要領の改訂に向け、「論定整理」が公表されました。論点整理に示された３つの方向性のうちの一つ「実現可能性の確保」の文脈において、学校の働き方改革は、子どもたちに豊かな学びを提供するために、実現しなくてはならない大きな課題と言ってよいでしょう。

学校の働き方改革は、勤務時間外在校等時間の縮減だけではなく、「働きやすさ」と「働きがい」の両立という新たなフェーズに入ります。

そこで…

第８回　ワークライフバランスフォーラムin名古屋は、テーマを「学校の働き方改革　どうなる？どうする？すぐにできることはある？」とし、基調講演には、先生の幸せ研究所　代表取締役の澤田真由美氏をお招きします。澤田氏は、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程特別部会等委員を務め、「学校の働き方改革のこれまで」を最前線で見守り、「これから」について発信し続けています。あなたの働き方のこれからにつながる講演となること間違いなしです。

事例紹介には、枚方市教育委員会事務局　学校教育部　次長の髙山和子氏をお招きします。高山氏は、令和元年度から働き方改革を「単なる残業削減」ではなく、「教職員の誇り・やりがいを大切にした学校組織の自立を促す変革」として進め、全市的に在校等時間の大幅縮減を実現しました。働き方改革の牽引者として、労働安全衛生を軸とした「働きがいと働きやすさの両立」モデルを確立し、全国から注目を集めています。
　さらに、名古屋市教育委員会事務局　教育支援部　担当課長（キャリア教育）の中村浩二氏には、変革の大きなうねりの中にある学校現場で、教員のライフキャリアをどのように描くとよいのかについて語っていただきます。「～ねばならない」「～であるべき」といった思考に陥っていませんか？学校は、元来、楽しく自由な場所です。もっと柔軟でもっと発想豊かに働くヒントを探しましょう。

ダイアログタイム（対話の時間）では、基調講演と事例紹介をもとに、参加者の皆様で、これからの働き方についてじっくりと考えていく予定です。「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校づくりのための働き方改革」について参加者同士で考える絶好の機会です。

「第8回ワークライフバランスフォーラムin名古屋」　ぜひご参加ください！
お申込みはこちらから↓↓↓
https://forms.gle/tgLuMwGvSWefMKcu8