気づき・意欲・笑顔 GDMを活用した授業作りセミナー
□ 参加者のアンケートの回答から(抜粋) □
〇 私が、今回開眼したteaching methodは以下です。
① 教員が「I have a book.」と言うと、生徒も「I have a book」とリピートさせる従来型の導入から、 各自の状況、立場によって人称や場所の副詞を変えて応えさせる点です。視点を変えると、同時にロジックも学ぶきっかけになると思いました。
②「三単現の紹介」(be動詞のルールが定着していれば、三単現のルールは必要ない…*)には、開眼させられました。 *:編集者追加
〇 系統だっていない現在の教科書の中に何とかしてGDMの手法を活かし、生徒が理解を深め、学ぶ喜びを持てるように工夫された実践を、少しでも多くの悩める中学校の英語教員に知ってほしいです。
〇 検定教科書と併せて使うためには、時としてEPとは少し違う順序でGDMを実践することもある、そういう苦心と工夫を具体的に見て、たいへん勉強になりました。
〇 説明しないことの尊さを、データ、現場の反対意見も挙げながらお話しくださいました。私もさらに自信をもって授業ができそうです。
〇 検定教科書にGDMを織り込んでいくのが現実的で、その具体的な手順がまとめられていたのがとても参考になりました。また、学習困難な子どもたちにも成果がでていること、興味を持って取り組んでいけるポジティブな循環を作れることが何よりも素晴らしいと思いました。発見することの喜びを知ることは、すべての学習に良い影響が与えられると思います。
〇 GDMを活用した中学校の関係代名詞の導入の授業ビデオを拝見して、シチュエーションづくりの大切さがあらためてわかりました。今後に活かしたいです。
〇 疑問詞のwhichから自然に関係詞のwhichに入っていく流れがとてもいいと思います。また、大人数のクラスならではの工夫が色々あって、参考になりました。
〇 関係代名詞のwhichを疑問詞whichと同様に扱うと、あんな風にすんなりと子供たちも受け入れるのか…と目から鱗でした。
〇 which の疑問文から関係代名詞に移行していく様は、いつ見ても魔法のようです。子どもたちが自然と言えるようになってしまいます。それでも、今までの積み重ねがなければ到底できないことで、先生と子どもたちの努力が見て取れました。
投稿: 松浦 克己