2024神戸TALS 夏季授業づくり研究会

 この度の授業づくり研究会は,約50名の参加者を得て,授業カンファレンスと講演会を通して,貴重な研修時間を共有することができた。授業カンファレンスでは小学校と中学校の授業実践をビデオ参観し,教師の教え方ではなく,子どもの学び方の視点から意見交流を図った。子どもの学び方が多様である事実は,参加者一人一人の視点に対して新たな気づきを生み出し,それぞれの授業実践への示唆となった。
 講師の講演会では,先進的な事例を紹介されることによって,参加者一人一人が刺激を受けて,自らの実践のあり方を振り返る有意義な時間となった。今回の研修のように講師として著名な研究者を招くことによってより充実した研修が実現することになり,教師の資質能力の向上にはこのような研修が必要不可欠であると自負している。

投稿: 東 茂樹