特別支援教育教え方セミナー 佐世保会場

多数お越しいただき、盛会に終わりました。
次回会場は2016年3月30日(水)18時半~20時半
です!

以下、2015年11月7日会場の報告です。

内容
【午前の部】 特別支援教育教え方セミナー
テーマ「特別な支援が必要な子が安定する学級づくり」
講座1 特別な支援が必要な子が安定する授業づくり・学級づくり
 (1)友達とコミュニケーションをとるのが苦手な子への対応
 (2)落ち着きがない子、集中できない子への対応

 (3)こだわりが強い子への対応    
講座2 「通常学級担任が知っておくべき特別支援教育の基礎・基本」
      迎美由紀先生(佐世保こども発達センター 副理事)

【午後の部】やんちゃなあの子が素直になる!活躍する!
       授業づくり・学級づくりのポイント
講座1 「先生、できたよ!」苦手な子がよろこぶ
         算数科45分の組み立て 
講座2 やんちゃな子が安定して取り組む
         国語科45分の組み立て 
講座3 子どもが先生大好きになる学級経営・
         授業づくりのポイント  

参加者アンケート

2015/11/07 教え方佐世保 特別支援

■気になる子どもへの接し方のヒントがたくさんあり、勉強になりました。今年度は「正しくできたこと」をしっかりほめて、離席や飛び出しなどをできるだけ見て見ぬふり(反応しない)したので、よいことをして褒められることに喜びを感じ、がんばれるようになってきた子がいます。授業の中でドーパミンやセロトニンを増やせる活動をもっと取り入れていこうと思いました。

■迎先生のお話では、失敗体験を小さいうちにさせておくことの必要性や、親の「きもち」と子どもの「こころ」のズレのことが分かったので、保護者との懇談会で、睡眠の話と合わせて紹介していこうと思います。睡眠の話は、自分の生活にも活かしたいです。

■TOSSのセミナーやサークルで学んだことを、迎先生にドクターの立場から改めて「そのとおりです」と説明を加えて言われると「やはりそうなんだ」という確信が持てます。100回、200回と失敗体験を積み重ねることについて、「今年度中には無理かもしれないけれど」と言われたことが印象に残りました。教師はどうしても自分が担当している内にと結果をあせってしまうけれど、そうでなくて次年度にもつなげていくこと、その子にとっての時系列で長い目で見て成長を促すことが大切だということを以前、大学の心理学の授業でも学びました。改めて学び直すことができました。

■「本当に来てよかった」という気持ちでいっぱいです。「注意するのは教師の仕事」という言葉を聞いてハッとしました。基礎基本のところがあやふやだから、学級経営がうまくいかないのだと気づかされました。また、今回は、講師の先生方の話し方も意識してみていました。①間がない ②活動が多い ③言葉が短い ④ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンのバランスがよい など今後の授業にも参考にさせていただけることばかりでした。小児科医の迎美由紀先生の話もとても勉強になりました。「教えて、褒める」を細かく分析し、教えてくださり、具体的にどうすればよいのか知ることができました。自分の学校の先生方にも津和えたいと思います。メモする手が止まらない2時間でした。

■一つ一つのテンポが速く、頭をフル回転させました。特別支援の対応事例集も、龍馬君の本も持っているのですが・・・さーっと読んでしまっているだけでした。コピーして取り出して読むこと、繰り返し読んで実践することが大切だと思いました。勉強したはずだけど、その場になると怒ってしまって・・・反省したり、待てなかったりとしていますが、次こそはと頑張っていきたいと思います。

■子どもたちの発達をもう一度学びたいと思っています。子どもたちの様子を一面的にとらえるのではなく、多面的にとらえることの大切さがわかりました。また機会があれば参加したいと思います。

■中学1年生を担任しています。中学生になるとこだわりをコントロールし、社会性を大切にする意識を高くもって生活できる子が多くなります。しかし、その中でもまだまだ落ち着かない生徒も見受けます。脳内物質をバランスよく分泌させる話は大変勉強になりました。また、思春期になると、行事前の慌ただしいルーティーンが崩れるような生活によって急に体調を崩す生徒がいます。次回は、このようなことについても学びたいです。

■講座に参加すると初心に戻ることができます。日々、いろいろな子どもたちと接する中で「なぜ、こんなこともできないんだろう・・・」と子どもを非難する気持ちがわき起こってきます。頭ではわかっているのですが、自分の気持ちの切り替えが難しいこともあります。しかし、講座の中で、自分の授業や対応を振り返るとまだまだと反省すべき点がたくさん見つかります。自分が変わることで、教室のすべての子どもたちにもいい影響を与えられることを願います。

■小学校の先生方でしたが、対応等、とても興味のある話を聞くことができました。小さい頃からの対応、指導が大切だと思うので、子どもを理解し、関わってあげたいと思います。迎先生のお話は初めてでしたが、基本的なお話から聞くことができてよかったです。

■お話や実例が具体的で参考になりました。子どもの実態を把握、理解することで見方が変わり、対応も工夫できると思います。周囲の先生、子どもたちと共通理解し、お互いが楽しい環境となるよう努めていきたいと思います。勉強し、安心して教育できるように励みたいです。

■最近、悩んでいたことにあったお話が聞けて、大変よかったです。勉強になりました。学級でやっていきたいと思います。迎先生の睡眠の話も驚きでした。早速、保護者や同僚に伝えたいと思います。我が子にも早寝早起きさせたいと思います。

■本日の睡眠の話をまだまだ聞きたいと思いました。睡眠がうまくいかず、日中の情緒が安定されない方が数名いらっしゃいます。ぜひ、お話を伺いたいと思います。先生方との交流もできて参考になりました。

2015/11/07 教え方佐世保 国語・算数

■漢字スキルを使った漢字の教え方を学びますが、いつも新しい発見があります。1年生なので、使い始めて一ヶ月ぐらいですが、15分ぐらいかかってしまいます。見通しをもたせて学習させようと思います。同じ言葉で言っているつもりですが、ブレがあります。気をつけていきます。算数の授業では 問題を出して→式→やってみましょう といった流れが多いです。教科書を写すなど、ステップも大切だと分かりました。

■校種も教科も違いますが、国語の音読一つにこんなスキルがあるとは・・・そして、雪という一つの教材の深さに感動しました。このような授業を受けた子どもたちはわくわくするでしょう。発問がすばらしいです。指名なし討論は本でしか見たことがなかったので初めて体験しました。社会でも公民などでやってみたいと思います。

■講師の先生方の学級の映像を見ることができ、具体的に授業の様子をイメージすることができました。参加するたびに新しい気づきがあり、いつもためになています。月曜からの授業に使っていきたいです。

■小田先生の国語の授業、圧巻でした。鳥肌が立ちました。最初から最後まで頭がフル回転しました。もっと多くのことを学びたいと思いました。松田先生の算数の授業、無駄がなかったです。私が理想とする授業でした。話し方がとても優しかったです。目標としてがんばります。午後もメモをする手が止まりませんでした。

■来年から小学校で教職に就きます。算数や国語の授業を実際に受けることができて、体験しながら先生方の意図や考え方を学ぶことができました。たくさんのことを一気に学んだので、かえってから頭の中を整理したいと思います。また、是非参加したいです。12月26日に長崎市で行われるセミナーにも参加したいです。

投稿: 小田 哲也