<ご報告>【子どもたちに社会貢献を教える案内役】社会貢献教育ファシリテーター研修(8月25日開催)

子どもたちに社会貢献を教える案内役、社会貢献教育ファシリテーター研修(8/25)のご報告です。今回は先生方やNPO・企業に勤められている方々、15名のご参加を頂きました。

*社会貢献教育ファシリテーター研修とは、ワークショップ形式で行う研修です。日本ファンドレイジング協会の提供する社会貢献プログラム、「寄付の教室」「社会に貢献する」のロールプレイを通じて、社会貢献教育のファシリテーションを学びます。

~1日の流れ~
「自己紹介」
→先生だけでなく、NPOや企業に勤めている方もいらっしゃり、それぞれどのような経緯で研修に参加されたかを共有し合いました。

「社会貢献プログラムの概要説明」
→社会貢献教育を巡る、国内外の現状や事例紹介を通じて、全体像のレクチャーが行われました。社会貢献教育は学校教育とどう関係性があるのかということや、授業に役立つプログラム紹介などが行われました。

「グループワーク(学生に社会貢献とは何かについて話すとしたら?)」
→生徒に社会貢献とは何かを伝える方法を、グループごとに話しあいました。「一方的に教えるのではなく、考えてもらうことが重要。」「身近な地域の課題を参考に考えてもらってはどうか。」といったご意見がでました。

「寄付の教室:デモンストレーション」
*「寄付の教室」とは、模擬の寄付体験を通じて子どもたちが社会課題を知り、自らの価値観で社会的な活動へ寄付することの楽しさ、自分たちがベストだと考える寄付の方法を選択していくことの難しさなどを学ぶ体験型ワークショップです。

「お昼」

「社会に貢献する:デモンストレーション」
*「社会に貢献する」とは、『社会に貢献するYouth Philanthropy on Global Community』(日本ファンドレイジング協会)を元にした体験型ワークショップです。身近に起こりうる事例を通して、社会課題について学び、自分たちの実体験に引き寄せて考える場を提供します。

「寄付の教室ロールプレイ:2回」
→実際にファシリテーター役・生徒役を担い、ロールプレイをして頂きました。それぞれの振り返りを全体で共有し合い、「自分自身の寄付の経験等を伝えると行いやすい。」といったご意見がでました。

全体を振り返り、「ぜひ私の学校でも実施していただきたいです!」「参加者とのやりとりやフィードバックを反映させ、さらに充実したプログラムに成長するものと期待しています。」「日本社会の中で、社会貢献への関心を高めたり、寄付文化を醸成していくためには、このような子どもの頃からの教育が大切という思いを改めて強くしました。」といったご意見を頂きました。研修終了後も、それぞれの立場で何ができるか、学校に広めるにはどうすればよいか等の意見交換がなされました。

*次回の社会貢献ファシリテーター研修は
「10月26日(水) 日本財団ビル 10:00~17:00」
開催予定です。たくさんのご参加お待ちしております!
参加申し込みはこちらから→ http://jfra.jp/event/9168

【問い合わせ先】
日本ファンドレイジング協会
〒105-0004 東京都港区新橋5-7-12 ひのき屋ビル7F
Tel:03-6809-2590 Fax:03-6809-2591
http://jfra.jp/

投稿: 大石 俊輔