第8回図工実技研修会(2017年1月9日、札幌市教育文化会館)
第8回図工実技研修会
1,日時 2017年1月9日(月) 10:00~15:30
2,場所 札幌市教育文化会館
3,参加者 44名(うち、子ども2名) 事務局9名 計53名
4,内容
(1)「銀河鉄道の夜」(講師・佐々木 智穂)
宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」を、黒画用紙と
ケント紙を使って描く。
ケント紙にあらかじめ印刷した汽車の型を切り取り、
黒画用紙に配置。
背景全体を刷毛で塗り、汽車の周りをスポンジで作った
タンポを使って浮き上がらせていく。
さらに古歯ブラシを使って、スパッタリングという技術を使って
仕上げていく。
通常は3時間程度はかかる内容を2時間で終了。
(2)「鍋つかみの大変身」(講師・佐藤昌彦先生)
鍋つかみを使った人形の制作。
百円ショップの鍋つかみを使って、あいた部分を口に
見立て、その周りを色画用紙と毛糸を使って、
人形を制作していく。
講座後半に次期学習指導要領の答申を踏まえての
図工科の方向性について講義される。
最後に参加者の作品交流の時間を取って終了。
アンケートより、一部抜粋
・「研修」というと、ずっと話を聞き続ける、色々なディベートをするという
イメージでしたが、この研修はほとんど作業であり、退屈な時間がほとんど
ありませんでした。
学校に持ち帰って実践してみたいと思いました。
・ついつい夢中になって、作品作りに取り組むことが出来ました。
創作前の説明をしていただいている最中にも、早く手を動かしたいと
思ってしまうほどでした。
・初めて参加しました。「銀河鉄道の夜」も「鍋つかみ」も作るのが一番
楽しく、一気に集中して作ることが出来ました。
大人もこれだけ楽しいなら、子どもも楽しく活動するだろうと思うと、
やってみたくなりました。
・うまく出来ないことへの焦りやイライラ感、やっぱり教師も学ぶ機会を定期的に
持たないと様々な子ども達の「思い」を理解できないと思いました。
投稿: 成瀬 聡