ドラマ&シアター・ゲームと即興 

演劇教育研究ゼミ(小林志郎ゼミ)シーズンⅡ No.9 ドラマ、それはアクティブ・ラーニングだ!

『50撰 ドラマ&シアター・ゲームと即興』の読み方と使い方

第一 ゲームと即興の基本分類 Structure

 1「緊張を開放するゲーム、アイス・ブレーカー・ゲーム」
Ice Breakers or Ice Breaking Games 
 2 「集中を獲得するゲーム」Concentration Games 
 3 「信頼を体験するゲーム」Trust Games 
 4 「身体を使うゲーム」Physical Games
 5 「ソーシャル・スキルを獲得するためのロール・プレィング・ゲーム」
Role Playing Games
 6 「コミュニケーション力をアップするための言葉を使うゲーム」
Verbal Games or Speech games
 7 「集中する、見る、判断する力を獲得する観察ゲーム」Observation Games
 8 「ドラマ表現や演技を向上させるための即興」Improvisation

第二 ゲームと即興の内容基準・達成基準等の分類

  1. レベル、年齢、内容基準、準備するもの
  2. 達成基準
  3. 評価基準
  4. ゲームのバリエィション・専門化

《 分類・分析の例示 》1
10「鏡というゲーム」Mirror について

第一分類(ゲームの機能・目的別)
  2 「集中を獲得するゲーム」Concentration Games
  4 「身体を使うゲーム」Physical Games
7「集中する、見る、判断する力を獲得する観察ゲーム」Observation Games

第二分類
1 レベル、年齢、内容基準(コンテンツ・スタンダード)
i. レベル
 初級
 中級の下
 中級
 中級の上
◯全レベル
ii. 年齢
 小学校1−3学年
 小学校4−6学年
 中学校
 高校及び養成専門課程
◯全(小学生から大学生まで)

iii. 準備することや小道具・衣装・音響・照明等の用意
 40センチくらいの造花(人数×2本)

2 達成基準(アチーブメント・スタンダード)
i. ルールを理解する
ii. 話をしない
iii. 遊ばない
iv. リーダーシップを取る
v. 協働する
vi. テーマの理解
vii. 集中

3 評価基準
i. ルールを守る
ii. モーブメントを真似る精度が高まる(動きの正確さと時間的ズレの補正)
iii. ムーブメントの表現的高まり(日常的な動き、身体表現的工夫、顔の表情へのアプローチ、指先の使用や目線や口などを使うようになった、膝や足を使って位置の移動を始める
iv. 鏡の目の呼吸が大きくなり、ミラーの運動で使うようになる
v. 集中の深さ、集中の精度(のめり込み、自己と他者の存在を意識する、冷めているが働きかけができない集中)

  1. ゲームのバリエィション・専門化(ドラマ教育的コメント、演劇教育的コメント)  
     集中力をゲーム感覚の中で育成する最高の手法の一つである。二人で1チームを作る。向かい合って立つ。相手の全身が目線に入る距離をとる。一人が鏡の前に立つ人物であり、もう一人は鏡の中に映る前者の映像である。鏡の前の人物がなるべく簡単な動作、しぐさ、顔付きをする。もう一人はその動作、仕草、顔付きを時間差が生じないよう、かつ正確に真似る。  このトレーニングは集中を高めるためのものであるから、次のような原則を守ることによって目的が達成できる。①話をしない。②鏡の前の人はゆっくりしたわかりやすい動作を行う。③鏡の前の人はリーダーでもあるから、相手が自分の動作をきちんとフォロー出来るかどうかを絶えず確認しながら新しい動作へと発展させなければならない。④真似する動作は出来る限り時間差がなく、まさに鏡の中の映像のごとく正確に表現されなければならない。⑤エクササイズの最高の秘訣は、相手の呼吸を観察し、呼吸を合わせ、呼吸がムーブメントのスタートや変化のサインであることを発見する。⑥また同じように目線が大切なサインであることも発見する。  2分位で、役割を交代する。  このエクササイズで見られる間違いや理解不足の現象は次の二つである。 ①ゲーム性が強くなり、鏡の前の人が激しく、かつ難解なムーブメントを行い、鏡の中の映像の役割をする人がなかなかフォローできなくなることである。問題点は早いムーブメントを遅れてでも、間違いつつでもフォローしようとする点に意義があると誤解した結果である。このような萌しが見えた時はエクササイズを止め、相手がフォローできるスロー・モーションのようなムーブメントに修正させることが大切である。②時々、後ろ向きのムーブメントを取り入れる人がいる。後ろ向きになれば鏡の中の人は相手の動作を見ることが出来なくなる。観察していると、後ろ向きになった鏡の中の人物が首だけ振り向いて動作を確認しつつエクササイズを続けている。基本的には正面を向いたムーブメントでエクササイズを構成するよう指導する。    このゲームは、自分が決めたルールを遵守し、シンプルな行動を追求するエクササイズである。「実際にやってみて考える、意見を出し・情報を共有化し、話し合って考える」ような学習がいわゆる「アクティブ・ラーニング」なら、多くのドラマ・ゲームはまさにこれらの目的に合致した格好の教材を提供してくれる。ただ学習のテーマが知識やスキルの習得とかけ離れているため、生徒も第三者も評価に戸惑う。

 俳優修業にとって、「ミラー・エクササイズ」は「体と声と感性」のトレーニングのうち、感性にとって最高の基礎トレーニングである。このエクササイズは集中力を高めるための科学的なアプローチである。

 コンスタンチン・スタニスラフスキーは彼の著作『俳優修業』の中で、俳優の感性に関わる訓練項目として「想像力」と「注意の集中」(Concentration of Attention)をあげています。

75 「俳優は注意の焦点を持たなければならない。この注意の焦点が客席にあってはならない。」
82「公開の孤独」あなたがみんなに見られている時、すなわち舞台に立っている時、舞台の内側だけに「注意と感覚」の小さな円を持たなければならない。
83あなたの注意の焦点をもっと大きく広げることができる。しかしそれを持ち続けることは難しい。集中が落ち始めたら、注意を小さな円、または1つの対象物/点に引き戻しなさい。それから改めて注意の円をじょじょに拡大していきなさい。

 スタニスラフスキーはわかりやすく捉えるために、「注意の集中」(Concentration of Attention)を小、中、大と分ける。
-「小」 一番身近のものに対するフォーカス。(自分自身、小道具、目の前のものなど、一番狭いが強いフォーカス。)    
-「中」 中間的な範囲のものに対するフォーカス。(対話者など自分を取り囲む領域のもの。視線を送ればすぐに感知できる。)
-「大」 一番遠いフォーカス。(周囲の風景・環境、遠い位置にいる人物など。明確に把握できないが、その存在を全体的に感知できるフォーカス範囲。)
 演技のとき、この三つのレベル(スケール)の焦点に気をつける。舞台上ではプロットの展開に応じてフォーカスのレベル(スケール)が交錯し、移り変わる。フォーカスがひとつに絞られたままということは、まずあり得ない。
  特に葛藤が高まり、緊張しているとき、フォーカスは狭く一点または特定の小エリアに絞られるだろう。
 ミラー・ワークは「相手が鏡の前の人であり、自分がその像である」という簡単な設定のゲームの中で、若い俳優たちの注意力と集中力を研ぐための最高の手法である。

 「ミラー・ゲーム」が文献上、いつ現れたか考察したい人のために。

 演劇教育の一番古典的な存在である CHILD DRAMA (Peter Slade, 1954 )には「ミラー・ワーク」は出てこない。ピーター・スレードの演劇教育は、身体表現や上演を通しての学習に中心が置かれていたこともあって、ドラマ・ゲームや即興的なムーブメントについて言及していない。坪内逍遥の演劇教育理論や方法に大きく影響したと考えられる THE CHILDREN’S EDUCATIONAL THEATRE (Alice Minnie Herts, 1911) にもミラーのようなトレーニングは取り上げられていない。

  ”Writings and Then Some” の中で、Michael Rossman(カリフォルニア大学出のフリー・スピーチ運動の主要メンバー) は

「私たちがやった一番簡単なゲームは〈鏡〉であった。1964年、即興演技を開発するためのワークショップで体験した。」

〈鏡〉のエクササイズはセミナーのためのテキストブックでもあったビオラ・スポリンの名著『演劇のための即興』に書かれていた。

《 分類・分析の例示 》2

参考資料1
(20)「即興で演じる」ゲーム Impro Circle  (MORE DRAMA? By Peter Moore, 1988.)

アンディ・ケンプ著「GCSE(中等教育終了全国統一試験)教科ドラマ」nelson thornes
ケンプは即興の大切さと難しさを次のようにまとめている。
素早く考える 
一緒に活動する 
注意深く聞く、見る 
他の人のサジェスションを受け入れる 
「上手に」とか「面白く」しようとしない 
あなたの想像力が語ることを受け入れる

 即興でドラマを演じたことのある人にとっては当たり前のサジェスションであるが、ゲームを通して体験して来たスキルが土台となっていることがわかる。「素早く考える」は意思決定ゲームの中で問われる資質である。「一緒に活動する」はドラマ・ゲームは「一人で」「二人で」「数人で」というふうに組み立てられ、終局グループ・アクティビティの大切さを認識するように展開させる。ともすると面白い行動や刺激的なアイディアが即興にとって必要だと考えがちである。見せるための即興を作り始めたら、指導者は問題と真摯に向かい合い、全員が瞬間瞬間の積み重ねで作り上げるドラマの中で、だれ、どこ、いつ、なぜそこにいるのか、何をやろうとしているのか、ていねいに話し合い、人物・状況・動機等を把握した上で再開するのがよかろう。

参考資料2

スタニスラフスキーの「魔法のIF」 1938.
 俳優は質問に答えなければならない。「もし私がリア王の地位にいたらどうするか?」 スタニスラフスキーが名付けた「魔法のIF」は、登場人物の目的を俳優の目的へとトランスフォームしてくれる。IFがもたらすものは内的かつ身体的行動を引き出す強い刺激となる。「魔法のIF」は俳優を創造的な環境へと導いてくれる。「魔法のIF」は想定や仮定の世界であり、答えを暗示したり、確定するものでもない。「魔法のIF」は、俳優が当面している問題を引き出してくれる。問題を解決しようとする俳優の努力が自然な内的・外的行動を導き出すのである。「魔法のIF」は想像力、思考、論理的な行動に対して強力な刺激を与える。正しく、論理的に導かれた行動は、俳優の内的情緒のメカニズムを活性化してくれる。
Nicola Brown
This is a BLOG designed for Walsall College students to aid their understanding of STANISLAVSKI'S METHODS

参考資料3

「スピーチ&ドラマ」への導入
幼稚園から中学校まで
第3分冊 『ドラマ』
タスマニア州「スピーチ・ドラマ・センター」1980

⑴ ドラマの基礎
 ドラマの中の考えを発展させるには多様な方法があります。ドラマは、時と場所を起点として生まれる出来事や行動によって構成されます。どんなドラマでも基本は質問によって発展します。これが基礎であり、ここから多様な状況、人物、出来事が豊富るのです

 いったんドラマが動き出せば、場所や時間や登場人物のアイデンティティなどは自然に決まってきます。ひびき合いや問題点や出来事などが生まれ、新たな行動の展開を誘引したり、導き出したりします。

ゲーム/即興の名前
10 鏡の運動(ミラー・ワーク)

第一
 基本の分類 (2) 「集中を獲得するゲーム」Concentration Games
*第二 レベル、内容基準・達成基準、評価基準 *

2. レベル、年齢、内容基準(コンテンツ・スタンダード)
活動は優しい。しかし年齢と経験が高まるにつれて、発展したテーマが続く
i. レベル
初級
中級の下
中級
中級の上
○全
ii. 年齢
小学校1−3学年
小学校4−6学年
中学校
高校及び養成専門課程
○全
iii. 準備することや小道具・衣装・音響・照明等の用意 造花(人数×2本)
3. アチーブメント・スタンダード(達成基準・ポイント)
i. ルールを理解する
ii. 話をしない
iii. 遊ばない
iv. 造花を大事にする
v. リーダーシップを取る
vi. 協働する
vii. テーマを理解するviii. 集中する
4.評価基準
i. ルールを守る
ii. モーブメントを真似る精度が高まる(動きの正確さと時間的ズレの補正)
iii. ムーブメントの表現的高まり(日常的な動き、身体表現的工夫、顔の表情へのアプローチ、指先の使用や目線や口などを使うようになった、膝や足を使って位置の移動を始める
iv. 鏡の目の呼吸が大きくなり、ミラーの運動で使うようになる
v. 集中の深さ、集中の精度(のめり込み、自己と他者の存在を意識する、冷めているが働きかけができな集中)

演技の授業は、どういう内容で、どのくらい教えられているか。
参考資料・各大学の学年別開設授業科目と卒業要件、シラバス等

1 ジュリアード・スクール 演劇学科(ドラマ・デビジョン)
2 ロンドン・ローズ・ブルフォード・カッレッジ
3 日本大学芸術学部演劇学科
4 ロバート・ベネデッティ著 『俳優の仕事』のコンテンツ

資料1
2017 The Juilliard School. Powered by the Acalog™ Academic Catalog Management System™ (ACMS™).
DANCE DIVISION
DRAMA DIVISION
MUSIC DIVISION
LIBERAL ARTS

Courses
Drama Undergraduate Studies: Acting
• • DRAMA 101-2 — Dramatic Interpretation I
• • DRAMA 103-4 — Dramatic Techniques I
• • DRAMA 201-2 — Dramatic Interpretation II
• • DRAMA 203-4 — Dramatic Techniques II
• • DRAMA 301-2 — Dramatic Interpretation III
• • DRAMA 303-4 — Dramatic Techniques III
• • DRAMA 401-2 — Dramatic Interpretation IV
• • DRAMA 403-4 — Dramatic Techniques IV

Drama Undergraduate Studies
• • DRAMA 111-2 — Theater History
• • DRAMA 121-2 — Prose and Poetry
• • DRAMA 230 — Shakespeare Text I
• • DRAMA 330 — Shakespeare Text II

Drama Performance Projects and the Profession (Combined)
• • DRAMA 335-6 — Performance Projects I
• • DRAMA 445-6 — Performance Projects II
• • DRAMA 447-8 — Bridging the Profession

DRAMA 103-4 — Dramatic Techniques I
10 credits
Full Year
授業科目名 「アレキサンダー・テクニック 」
授業科目名「ムーブメント基礎」
一学期
 空間、時間、重力、行動、エネルギー、比喩的表現、音楽、呼吸、テキスト、そして相関的交流などに対する創造的・効果的関係を発達させる。授業内の活動は想像力を最高まで使って刺激を活性化し、ダイナミックで、しかし抑制されたものでなければならない。
二学期
 ラボ学習はラバン・エフォート の基礎にフォーカスを当てる。あらゆるジェスチャーの特徴、すなわち図像的に、情緒・無意識、演劇的な観点から、をくまなく探って見る。不要なジェスチャー・癖を取り払う。

授業科目名 「個人別発声訓練」
「ムーブメント1」
「音楽1」
「スピーチ」
「立ち回り」

資料2

Rose Bruford College in London

Module Code Module Title Credits ECT
Credits
Level 4

PER411 Skills of the Actor/Actor Musician: Voice 20 10
PER412 Skills of the Actor/Actor Musician: Movement 20 10
ACT403 Skills of the Actor: Approaches to Acting 1 20 10
ACT404 Skills of the Actor: Approaches to Acting 2 20 10
ACT405 Project: Contemporary Text 20 10
ACT406 Project: Late 19th Century Text 20 10

Level 5

ACT501 Advanced Skills of the Actor: Voice 20 10
ACT502 Advanced Skills of the Actor: Movement 20 10
ACT503 Advanced Skills of the Actor: Approaches to Acting 20 10
ACT504 Project: Post 19th Century Text 20 10
ACT505 Project: Theatre for Young Audiences 20 10
ACT506 Project: Poetic Text 20 10

Level 6

PER611 Independent Research Project 20 10
PER612 Professional Preparation 20 10
PER613 Recorded Media 20 10
ACT604 Classic Text 20 10
ACT605 Radical Text 20 10
ACT606 New Writing 20 10

Level 4
Semester1 Semester2
Skills of the Actor/Actor Musician: Voice

Skills of the Actor/Actor Musician: Movement

Skills of the Actor: Approaches to Acting 1

Skills of the Actor: Approaches to Acting 2

Project: Contemporary Text Project: Late 19th Century Text

ロバート・ベネデッティ著
『俳優の仕事』のコンテンツ

第1部 俳優のツール THE ACTOR’S TOOLS
レッスン1  リラックスと呼吸
レッスン2  柔軟と直立
レッスン3  身体のセンターとムーヴメント
レッスン4  ジェスチャー
コミュニケーションとしてのジェスチャー Gesture as Communication
ジェスチャーの起源 The Origins of Gesture
ジェスチャーの機能 Functions of Gesture
ジェスチャーの要素 The Elements of Gesture
 ( 蓄積・センター、力、流れ、テンポ、統合)
レッスン5  声
生き物の機能としての声 The Voice as an Organic Function
声と内的エネルギーの動き The Voice and Your Inner Dynamism
声とサブテキスト The Voice and Subtext
自分声を見つけ、その声を使う Finding and Using Your Own Voice
呼吸 The Breath
レッスン6  スピーチ
言葉で表現するまでのプロセス The Process of Verbalization
音質の作られ方 Tone Production
鼻音 Nasal Sounds
口音「母音と二重母音」Oral Sounds: Vowels and Diphthongs
口音「子音」Oral Sounds: Consonants
発声と発音 Projection and Articulation
発音と登場人物 Articulation and Character
レッスン7  他の人と一緒に活動する(協働、配慮、信頼、自己・他者発見など)
◻︎倒れる・支える
◻︎(真剣な)かかわり, 取り組み, 傾倒, 献身
◻︎ブラインドウォーク/ミラー/クッキー
第1 献身(約束) First, commitment
第2 パートナーを支える Second. support for your partners
第3 自由で、開放されたコミュニケーション Finally, free and open communication (p. 73)
レッスン8  演技空間
ステージの種類  Types of Stages
ト書き Directions on Stage
ステージ上の空間を区切る Patterning Your Space on Stage
ブロッキングを正当化する Justifying the Blocking
平面図とセットの心理作用 The Ground plan and the Psychological Aspects of
the Set
上演機墓 The Scale of Performance
お客さまも環境 The Audience as Environment

第2部 行動と登場人物 ACTION AND CHARACTER
レッスン9  行動と目的
  生活における行動
   内的行動と外的行動
   プロダクティブな目的を設定する
  行動を説明する
レッスン10  行動の流れ1 動機と与えられた状況
内的行動と外的行動 The Instroke and the Outstroke
動機の内的行動 刺激、知覚、態度 The Instroke of Motivation (Stimulus,
Perception, and Attitude)
与えられた環境 The Given Circumstances
レッスン11  行動の流れ2 変更、選択、そして行動
選択と個性 Choice and Character
何もしない・抑制 Doing Nothing: Suppression
対象に向かう外的行動 The Outstroke of action
サブテキスト Subtext
オートマティックな行動 Automatic Actions
レッスン12  ビート(行動の最小単位)とシーン
ドラマと葛藤 Drama and Conflict
ドラマの形 The Shape of Drama
ビートを規定する Defining Beats
シーンの構造 Scene Structure
レッスン13  超課題と貫通行動 The super objective and the through-line of action
超課題 The Super objective
超課題を見つける Finding and Personalizing the Super objective
貫通行動 The Through-line of Action
シーンをたどる Pacing the Scene
レッスン14  情緒と人格
レッスン15   肉体と登場人物
肉体の中の個性 Personality in the Body
登場人物のセンター The Character’s center
肉体のエネルギーの流れ The Flow of Bodily Energy
体格と性格 Physique and Personality
肉体のアライメントと登場人物 Body Alignment and Character
肉体のアライメントに起きる変化 Changes in Bodily Alignment

第3部 俳優のブループリント THE ACTOR′S BLUEPRINT
レッスン16  発声法
       文字通りの意味
       駄洒落
       言外の意味
       初期のアイディア
       言い換える
       構文法
       語法分析の見本

レッスン17  リズム
レッスン18  メロディ
レッスン19  想像力と象徴的言語
イメージを感じ取れ Sense Imagery
イメージ分析の例 Sample Imagery Analyses
比喩的(象徴的)言語 Figurative Language
比喩的(象徴的)言語の分析見本 Sample Analyses of Figurative Language

第4部 俳優の仕事 THE ACTOR AT WORK
レッスン20  あなたの仕事に向き合う態度
レッスン21  登場人物を発展させる
レッスン22  稽古のプロセス

投稿: 日本学校演劇教育会 演劇教育分科会