お笑い数学協会、過去のイベントのレポート

過去のイベントの様子をレポート致します。

今回レポートするのは、数学×お笑いライブが半分、導入授業の実演が半分という構成のもの。特に学校の先生など教育関係者の方々に大人気で、なんと今回も参加者の8割が教育関係者。

・数学大喜利
『数学検定56級の問題を教えてください』というお題や、『年末恒例の歌番組「数学歌合戦」。誰がどんな曲を歌ってる?』『あのサンタクロース絶対数学好きだよ!そう思った理由とは?』というお題を出題し、演者と参加者が回答。

・導入授業の実演
ここからは、少しだけ真面目に実際に役立つような単元の数学小ネタを披露。
タカタ先生は対数とそれを考案したネイピアの話。ネイピアはプロの数学者ではなく、趣味に近い形で対数表を作っていたそうです。

秋田先生は、”Why? So what?” をキーワードに、勉強の思考スキルの中で「分析する」というステップの重要性について。「○」か「×」しかつけずに返すことで、なぜその答えになるのか、なぜ間違えたのか、ということを生徒自身に考えさせるのだそうです。

横山先生は、論証についての話。生徒がどんなところでつまずくのか、どんなところを勘違いしやすいのかというポイントについて。「=」のことを「は」と読むことで、日本語の助詞の「は」の意味と混乱しがちなります。

このように、メンバーの日常の授業や身の回りで気づいたことを元に、数学小ネタやお笑い数学ネタを披露しているのが、私たちお笑い数学協会の活動となります。

投稿: 横山 明日希