コンパス浜松2018⑤で模擬面接を開始。

2018.2.25(日)10:00~12:00 コンパス浜松2018⑤ 地区労連会館

1.近況報告

 →模擬授業対策は、全単元をあらかじめつくっておきたいが、1次合格してからでは間に合わない。少なくとも、各単元で出そうなところをピックアップしておいた。支援が必要な子への手立ての工夫が大切。浜松は面接官が生徒役で、事前説明と内容についての質疑を含めて20分なので、ロールプレイはほぼしない。

2.面接回答例④

(31)SNSによるいじめの事案が発生した。学級担任としてどう対応するか。

 →①いじめ事件としての基本指導②SNSの使い方についての基本指導=保護者にも管理を依頼。
 →ネット上の悪口や不名誉画像などは管理職経由ですぐに削除依頼する。被害者の立場を最優先。
 →警察の介入について...被害者本人の気持ちを無視して保護者が強攻策に出るケースでは、学校がクッションになる。「治安」と「教育」はイコールではないので、慎重に。

(37)困難なことに対面したときどのように対処しているか?

 →具体的な指導ではなく、教員が心の健康をどう保つかという趣旨の質問。

(38)不登校をなくすには?対応策と予防策を述べよ。

 →ゼロにはならないが、支援すれば来れる子にヘルプを。サインを見逃さない。2~3日休んだ子どもは家庭訪問。
 →母子関係で、母親に認められたいが突き放されると不登校になりやすい。
 →予防としては、保護者に自己肯定感を育てる視点を発信していく。連絡ノートや学級だよりや懇談会で。来てくれる保護者会の工夫を。
 →「ほめる」と「認める」はちがう。大人の基準に合わせることを求めるのではなく、最初は、子どもの側の価値観で、努力の過程や達成したことに共感する。

3.面接練習①

 →「仲間はずれ」の指導では、被害者の言い分に沿って権力を発動するのでなく、はずした側の言い分も聞き、事実を特定して、必要に応じてどう反省するかを双方に指導する。言い分が伝わるだけで解決することも多い。

4.感想

 →深くいろいろ聞けて良かったです。もっと面接練習をしたいです。
 →去年よりも早い段階で踏み込んだ質問があり、勉強になりました。積み上げもあると思いますが。

※次回は 2018.4/15(日)10:00~12:00 地区労連会館 で開催予定です。

投稿: 静岡県西部教職員組合 (西部教組)