夏の研究会には作品を持って…

** 夏の研究会(8月3,4日…法政二高)には子どもの作品を持って参加しましょう。**

 新しい絵の会主催(横浜教育委員会後援)の図工美術教育春の研究会が終わりました。長い連休の後の日曜日でしたので、参加者は少なかったですが、充実した内容で研究を深めることができました。
午前中は実技講座(水彩絵の具入門、版画入門、工作入門)では参加者の熱心にとりくむ姿が印象的でした。
午後の理論講座では陶芸家の中谷隆夫さんが今日のスマフォ世代の表現について、手仕事の観点から問題を提起しました。子どもたちの環境は全面的な発達につながっているのか、というこれからのAI社会への警鐘も話されていました。
続いての作品検討会では大阪の聴覚障害の高校「石を作る」、鶴川和光幼稚園、年長組のゴム版画「自画像」や神奈川の小学校の「生活を描く」などなど注目される作品の実践発表がありました。
新しい絵の会の目標である「どの子にも表現する力と生きる喜びを」を実践に生かそうと各地から持ち寄った作品をもとに研究を深めることができました。
今年の夏(8月3日<土>、4日<(日)>)は第60回・図工美術教育研究全国大会として、法政二高を会場に開催されます。この春の研究会をもとに各地からの作品が集まります。ぜひ皆さんも教室の作品を持って参加してください。
新しい絵の会のHP(http://atarasiienokai11.web.fc2.com/)からも申し込みができます。

投稿: 三嶋 真人