開催日時 | 18:00 |
定員 | 15名 |
会費 | 1000円 |
場所 | 愛知県名古屋市瑞穂区内方町1-4 名教書ビル 3F 会議室 |
主催 | 名古屋ロールレタリング研究会 宇津野常人 |
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気になるリストに追加開催日時 26.11.14(金) 18時開始、20時まで
前回(10.11)には、小中高の先生、スクールカウンセラーの方8名が集まりました。児童生徒の問題は教師自身の問題であること、だれもが課題を持って生きているという前提を確認し合ったのち会を進めました。初回のテーマは「あの人のようになりたい」というテーマでした。治療的自我という言葉がありますが。指導者である教師自身が同一化を引き起こす力を持つ必要があること、指導者にはカウンセラーの資質を持つ必要があること、劇的な社会変化のもたらす諸問題について話し合いました。
またそのうえで心の技術としてのロールレタリングについて理解を深めていただきました。つまり技術は約束事さえ守ればベテラン教師、新卒教師の差なく指導効果はそれなりに期待できるものであるということを理解しあいました。
今回(11.14)は「ロールレタリングの指導と理論の実際」というテーマです。
「いまだ言語化できない不可解な感情」にどのように向き合うか。衝動的な言動の背景には行動に駆り立てる何かがあると思われます。言葉では表現しきれない何者かが心を支配している。言語化できればそれをコントロールできる。
「わかった」という知的な理解から「心から分かったという」感情的理解にまですすめ、変容の定着を図ります。「わかっちゃいるけどやめられない」ことを克服するのです。
自己理解、自己決断、変容の定着という過程をロールレタリングでは「心の浄化、気付き、セルフコントロール、セルフカウンセリング」の過程と理解しそれぞれの課題に向き合います。最終的には再決断、自立を実現するように促していくものです。
そのほか、ロールレタリングは様々な場面に活用されています。「相手の立場になって考えなさい」というのは教師のよく使う言葉ですが、文字どうり実行させるのがロールレタリングです。
道徳指導、進路指導、体験活動などでいろいろな実践報告がなされています。活用場面が多岐にわたる心の技術です。ぜひ、ご自分の課題についてご自身で体験し、その効果を確認して、指導の場面にご利用いただくよう、お願いいたします。
なお、心の動きは頭の動きに近いか身体の動きに近いかというと、どうも身体の動きに近いということから体からのアプローチも考えられています。自律訓練法も心の健康を維持増進するうえで教育の場で活用すべき技術だと思います。基本的な背景公式、標準公式1・2を経験していただこうと思っています。ご参加ください。
連絡先 メールrlutsuno@hotmail.com
名教書 052-841-6365 宇津野常人(・・・検索)