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めざせ!100人ぴらいち

開催日時 13:00 17:00
定員100名
会費0円
懇親会の定員未定名
懇親会の会費3000円程度円
場所 大阪府大阪市東大阪市御厨栄町四丁目1番地10 
めざせ!100人ぴらいち

日時:2015年6月14日13〜17時
場所:大阪商業大学 459教室(近鉄奈良線の「河内小阪駅」から徒歩5分)

 新年度が始まって2ヶ月が経ちますが、新しいクラスや学年、あるいは学校で、不安に思っていること、悩んでいることはありませんか?不安や悩み、実践のことを話し、聴き合えていますか?
 「ぴらっと一枚実践交流」(ぴらいち)では、普段の実践をグループのなかで報告し合い、実践交流をします。グループのなかで実践を報告し(10分)、グループのメンバーの質問に答えていきます。そのなかで、意識していたこと、あるいは無意識だったことが明確になっていきます。そして、グループのメンバーが、必ず評価してくれます。
 また逆に、メンバーの実践報告について質問し、意見をいうなかで、共感できたり、少しほっとしたり、学ぶことができます。

※持ち物について
 「ぴらいち」には、参加者の実践報告に基づいて行います。可能な方はぜひA4用紙1枚にこの1学期の実践話を(簡単に)書いて、4部持参をお願いします。 (もちろん、手ぶらでも参加できます。いろんな人の実践を聞いていってくださいね。) うまくいったこと、失敗しちゃったなぁと思うこと、いま悩んでいること・・・などなど、何でもけっこうです。かっこうつけずに、肩肘をはらずに、ありのままを書いてきてください。作成例は以下に掲載しております。もっと簡素なものでも大丈夫です。
 気を張らずに実践交流ができる「ぴらいち」を、一緒にしませんか。

※当日は、同会場で検定試験が実施されます。なるべく遅刻のないようお願いします。

参加申し込み方法 以下の①〜④のいずれかでお願いします。

①.SENSEI NOTEの申し込みボタンを押す。
②.以下のフォームに入力する。
https://docs.google.com/forms/d/1sss12pOu1y3LHuJESuVNtt-I8KATmgx87fLYhWzzsfM/viewform?usp=send_form
③.Facebookページから申し込む
④.件名「100人ぴらいち参加申し込み」・氏名(必須)・所属(任意)を記載して、以下のアドレスにメール送信
johara@eurus.dti.ne.jp (大阪高生研 大会実行委員会)

「ぴらいち」実例     三宮裕子(ペンネーム)

Aさんの場合
 入学し、ひと月経った頃、Aさんから早退の申し出があった。「体調は良いけど、帰りたいから帰らせて」そう言われた私は、「これはサボりだ、阻止しなければ」と思い、たまたま授業のなかった私はAさんと3時間話をした。はじめは「帰りたい」(Aさん)「あかん。熱無いし6限終わるまで学校にいなさい」(私)のやりとりだった。けれど、私もAさんも息苦しくなり、途中からAさんの中学時代の話になり、最後はクラスのカレンダーを作っていた。その合間に、Aさんが「クラスに友達おらんから嫌や」と帰りたい本当の理由を話しだした。それに対して私は、「これからやで。逃げんと、自分から話しかけたり、できるだけ教室にいて友達をつくる努力をしてみよう。」と話をした。けれど、Aさんは以降も休み時間になると別クラスの同じ中学校の友達のところへ行き続け、クラスに居場所がなくなっていった。
Bさんの場合
 入学式の日、髪が志願書の写真の時よりも異様に長くなっていることから、エクステの件で注意を受けたBさん。彼女はその翌日、欠席してしまった。今でもBさんとは、化粧につけまつげに短いスカートにと特に身だしなみ面での指導のやりとり(戦い?)が続いている。
 Bさんは何かと教員から注意を受けることも多く、次第に数人のクラスメイトが「またあの子注意されている。嫌やなぁ。」と思っているような雰囲気が流れるようになっていた。Bさんは、気に入らないことがあるとつい口に出して言ってしまうところもあり、受け入れようとしていた女子も次第に離れてしまうようになっていた。
二人との交換ノート
 孤立化している2人に気づいていながら、私は何もできずにうろたえてばかりだった。1学期後半に思いつき、やってみたのが交換ノート。「私とAさん」、「私とBさん」から始めて「私とAさんとBさん」になり、最後には「クラスの皆で」ということを夢見て始めてみたけれど。2人の思いを私が知ることが出来た。忙しくてなかなかできない声かけができた。少し仲良くなっていたAさんとBさんの仲が深まった。しかし、そこでSTOP!大失敗!
 それ以外に何をしたらよいのか。クラスで起こる出来事にかまけて時々2人のことを考えるけれど「どうしたら」で思考が停止し、前には一向に進めない。
事件発生
 クラスに提示していたクラスメイトの写真が、体育の授業後破かれ、ゴミ箱に捨てられるという事件が起こった。疑われたのは、鍵をあけ最初に教室に入っていたAさんとBさん。正直言って私も疑ってしまった。「犯人を探し出し、指導しなければ」と思っていた時、I先輩よりひとこと。「2人がやぶった現場を見たんか?」その後I先輩のアドバイスにより、学級通信を発行し、皆の想い・担任の想いを共有し皆でこの事件について考え続けるという方法をとることに決めた。今後、教室には嫌な空気が流れるのかと思っていたけれど、なぜか翌日の朝の教室はあったかい雰囲気で、私も「おはよう」と明るく言えることができた。
 この事件でクラスの生徒たちが2人を責めることはないけれど、2人の孤立状態は変わらず。現在も、AさんとBさんは「このクラス嫌や!キライ!」と毎日ぶつぶつ言っている。この先、どうしたらよいか?

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