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アンブレラ関内プロジェクト 第一回「ライフサイクルに応じた発達障害児の公的支援を知ろう」

開催日時 15:00 18:30
定員50名
会費500円
懇親会の定員30名
懇親会の会費500円
場所 神奈川県横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2階

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アンブレラ関内プロジェクト 第一回「ライフサイクルに応じた発達障害児の公的支援を知ろう」

■ライフサイクルに応じた発達障害児の公的支援について知ろう! 

 タレントで大学教授でもある菊地桃子さんによって、最近、より多くの人たちに知られるようになってきた「ソーシャルインクリュージョン」という言葉があります。
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/glossary/Social_Inclusion.html

 通常は「社会的包摂(しゃかいてきほうせつ)」という日本語が充てられています。欧米では教育・雇用はもちろん、文化・アート分野においても、この視点が不可欠となっています。

 横浜コミュニティデザイン・ラボは、4月から広域通信制・明蓬館高校のスペシャルニーズエデュケーションセンター横浜関内拠点として運営を開始します。それに先立ち、この2月からソーシャルインクリュージョンを地域で実現していくための交流拠点を「アンブレラ関内」名づけ、活動を始めます。

 アンブレラという名前に込めたのは「障害や人種の違いにかかわらず、同じ傘の下で集い、ひと休みしながら進んでいこう」という思いです。

 具体的には発達障害当事者やその保護者、支援者らが学んだり、話をしたりする小さな集いを2016年2月から月に1回程度始めます。

 生きづらさ・学びづらさを抱える当事者はもちろん、とても「育てにくい」と感じられるお子さんを抱えてつらさをかんじているお母さんや、保育・教育関係者のみなさんがそれぞれの立場から言葉をかわし、知りたいことをともに知るための場に育てていきたいと思っています。

 第1弾の集いは、2月7日 15時〜17時半に開催します。横浜コミュニティデザイン・ラボ会員で児童発達管理責任者・臨床心理士の佐藤康秀さんをゲストに迎え「特別支援教育や支援を要する子供の将来像」というテーマで話題提供をいただきます。

【佐藤康秀さん プロフィール】
臨床心理士・社会福祉士・児童発達管理責任者
 横浜市戸塚区出身。神奈川御三家の私立中学に進学、高校三年の時に初めて語学留学、大学に進学した後は、交換単位制を利用してイギリス・ロンドンで3年間社会心理学を学ぶ。2010年にはハーバードケネディースクールで社会政策について学ぶ等、国際経験豊かな横浜市障害福祉業界の「異端児」。ニューヨークでの臨床研修、韓国ハンギョレ経済研究所での社会福祉政策研究、横浜市総合保健医療センター地域精神保健部勤務を経て、現在鎌倉こども学園(鎌倉市岡本)理事。横浜市障害児通所支援事業所で園長・責任者として勤務。

【内容】
 いま、若者たちが直面している問題の多くの背景に「発達障害」が存在していることが指摘されています。

 また、「働きたいけど、働けない」「安定して就労することができない」と悩む若者の数も増えています 。

 「アンブレラ関内プロジェクト」の初回となる今回は、「自閉症スペクトラム・発達障害、学習障害【LD】 」という特質を持つ子どもの支援に関わる専門家から、こうした子ども達の現状と横浜市で受けられる様々な支援を、ライフサイクルに沿って説明していただきます。

 特に、療育手帳の取得によって受けられる様々な公共サービスの種類と利用方法について丁寧に説明があります。また、障害年金や生活援助など、当事者の自立に必要な最低限の知識を持つことで、「特質を受容しながら、地域で暮らしていく」ことに対して前向きにイメージできるようになりたいと思います。

 このほか、神奈川県内の中学校に勤務する大沼朋子さん、障害児を育てる母たちの支援としてヨガ教室を開催している磯部佳代子さん、横浜市内の放課後児童デイサービスで発生した障害児虐待事件を教訓として、障害のある子どもの安全な育ちを保障する仕組みづくりに取り組む井上菜穂子さんによるトークがあります。

 幼稚園、保育所、小・中・高等学校の先生方、保護者の方、福祉や 教育を学ぶ学生をはじめ、発達障害・ソーシャルインクリュージョンに関心のある方々の参加をお待ちしています。

【概要】
▽日時 2月7日(日) 15時〜17時半(14時半開場)
▽会場 さくらWORKS<関内>
▽主催 横浜コミュニティデザイン・ラボ
▽協力:Gleb(特定非営利活動法人申請中)
▽参加費 500円
【進行】
▽挨拶 プロジェクト「アンブレラ関内」について(1500-1510)
 横浜コミュニティデザイン・ラボ理事 宮島真希子
▽参加者スピード紹介(1510-1520)
▽講演 ライフサイクルに応じた発達障害児の公的支援について知ろう!(1520-1600) 
児童発達管理責任者/臨床心理士/社会福祉士 佐藤康秀さん
▽オープントーク
1)井上菜穂子さん 1600-1615
  横浜市港南区在住。小学5年生、自閉症の女の子の母親。長女は横浜市南部地域療育センター・通園部・青い鳥を卒園後、現在は横浜市立ひの特別支援学校在学中。19歳でアメリカ・シアトルへ留学。その後、旅行会社に就職。仕事と趣味を兼ねて、世界約30か国を旅行する。
著書『100人100旅 126人でつくった旅の本』『地球に残したぼくたちの足跡』『100人100犬 -100 dogs with 100partners-』
本の収益金はカンボジアの子供たちがキレイな水を飲めるように、井戸を掘る為に使われる。現在は、自閉症児を育てながら、横浜市こども青少年局と協議を重ね、横浜市版障害児放課後等デイサービスガイドラインを作成中。

2)大沼 朋子(神奈川県内 中学校教諭)1615-1630
神奈川県内の中学校美術教諭。特別に支援が必要な子ども達の学びと学校現場のあり方について話題提供。

3)磯部佳世子 (ヨガインストラクター) 1630-1645
当事者・保護者ではない「ふつうの市民」として、無理のない支援について話題提供。ヨガのスキルを生かし、障害児の「きょうだい児」を支援するNPO法人で、主に母親達のリフレッシュになる場作りを企画している。

========休憩5分/会場から質問受付=========
▽オープンディスカッション 1650-1720
・会場からの質問
・アンブレラ関内で今後ディスカッションしたいこと提案
・その他

▽今後の予定/クラウドファンディングについて 1720-1730

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