開催日時 | 12:00 〜 17:00 |
定員 | 300名 |
会費 | 4000円 |
懇親会の定員 | 100名 |
懇親会の会費 | 5000円 |
場所 | 神奈川県川崎市中原区木月大町6-1 法政大学第二中・高等学校 |
第69回日本文学協会国語教育部会
夏期研究集会のご案内
日本文学協会国語教育部会
文学の授業の今日的意義、価値とは何でしょうか。
作品の教材としての強度は、授業の良し悪しは、何をもって測ればよいのでしょうか。
国語教室の多くは、未だに、どのような読みも「正解」とする「ナンデモアリ」の微温的価値相対主義から抜け出せていません。上記の様な根源的な問いに対する明確な答えも持ち得ておらず、ポストモダンの文学教育は混迷を続けていると言えるのではないでしょうか。
この混迷の中心は、「読み手」と「読み手が捉えた作品」の二項関係で、読む行為を捉えてしまうことにあると、私たちは考えています。そこでは、よりよく読もうとする力学、自身の〈読み〉を更新し続けようとする、その動的過程の価値が問題にされません。
第三項論は、この二項関係の問題を打開するためのものです。読む行為を、「...
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