開催日時 | 09:00 〜 16:30 |
定員 | 100名 |
会費 | 5000円 |
場所 | 北海道札幌市手稲区前田7条14丁目4番1号 |
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気になるリストに追加日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会は薬剤師の業務や大学の薬学教育の中でファーマシューティカルコミュニケーション を体系づけ、より質の高いものにするための活動をしています。
この度、札幌にて大11回大会を開催する運びとなりました。
本大会のテーマは「今考える。リスクコミュニケーションと薬剤師」。ポリファーマシーがが話題に上る一方で、週刊誌等では「このクスリはアブナイ!」などの見出しが踊り、患者さんの対応に苦慮された現場の先生方もいらっしゃると思います。これも一重に、医療者と患者さんとのあいだで「クスリの有用性とリスク」が共有されていないことが要因ではないかと考えます。ここでいう「共有」とは、『単に情報を正確に伝えるというだけではなく、患者さんの生活や価値観にあわせてコミュニケーションをとることが重要である』、との認識に立ち、本大会のテーマといたしました。
このテーマは、薬剤師や薬学教育者、研究者だけでなく、他の医療者や患者さんも交えて幅広い視点が現状を認識し、今後のあり方を検討していくべきものと考えます。そこで本大会では、リスクコミュニケーションの第一人者であられる昭和薬科大学の山本美智子教授をはじめ、医療ジャーナリスト、地域医療の最前線で活躍する医師、ご自身もご病気を抱えながら患者と薬剤師の関係性について情報発信を続けている患者さん、現場で奮闘する薬局薬剤師さんを演者としてお招きしご講演いただく予定です。
医療現場で活動する薬剤師の方々をはじめ、薬学教育・研究に携わる多くの方々にとって、リスクコミュニケーションという視点から日々の業務、教育を見つめなおす貴重な貴会になると信じております。是非多くの皆様にご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。