日本臨床発達心理士会群馬支部 2017年度一般公開研修会

日本臨床発達心理士会群馬支部 2017年度一般公開研修会のご案内

開催日時：2017年11月4日(土) 13：30から16：30まで（受付１３：００～）
会 場：群馬県社会福祉総合センター ２０３会議室
〒371-0843 群馬県前橋市新前橋町13-12

テーマ：沖縄県多良間島の子育てから考える《子どもの育ちと子育て》

講 師：根ヶ山 光一先生（早稲田大学） 小島 康生先生（中京大学） 川田学氏（北海道大学）

参加費：無料　申込：事前申込不要

詳細はこちらをダウンロードしてください。
▼シンポジウムチラシ（カラー版）http://miyauchi-hiroshi.com/20171104_flyer_ol.pdf

▼シンポジウムチラシ（モノクロ版）http://miyauchi-hiroshi.com/20171104_flyer_ol-k.pdf

研修会概要
　多良間島は、総面積およそ20平方キロメートルのまるでホットケーキのような平たい形をした楕円形の島です。この多良間島は、かつて注目を浴びました。少子化対策が叫ばれる中、2000年の国勢調査で、合計特殊出生率が国内でもっとも高い自治体（当時3.14）となったからです。この島には「守姉」という珍しい慣習が今なお残っています。「守姉」とは、親のみならず、地域の少女によってなされる子どもの世話の慣習です。
今回のシンポジウムで基調講演をしてくださる根ヶ山光一先生はこの島で実際に生活され、そのご経験をもとに『アロマザリングの島の子どもたち：多良間島子別れフィールドノート』を出版されました。その後、2013年度から科学研究費「離島におけるアロマザリングの総合的研究：守姉の風習を中心に」（研究代表者・根ヶ山光一）の助成を受け、集中的に島の子育ての研究を続け、その研究成果は来年に共著書として出版される予定です。今回はこの多良間島での研究をもとに、《子どもの育ちと子育て》について、根ヶ山光一先生を中心に、研究グループのメンバーである小島康生先生と川田学先生をお招きし、子育ちと子育てについて一緒に考えていきます