子どもに怒りを感じた時の対処法アンガーマネジメント講座

目の前にいる子ども達に発達の課題があり、
なかなか上手くいかない時、たいてい私達大人は
その子どもに対して怒りの感情を露にします。

しかし、この怒りの感情に背景や理由があることを
正しく知らないと、私達は、怒りや悲しみ、苛立ち、
劣等感などの気持ちを抱えたまま生活することになります。

そして「誰に（何に）」「どんな感情を」
「どのくらい」持っているのかに気づきにくく、
その気づきにくさが混乱を招き、
自分の感情とは関係ない人や物に当たることになります。

自分の感情を出しやすい相手を頼り、
その相手を疲弊させてしまうことさえあり、
また、自分の気持ちを誰にもどこにも出さず、
自分の中に封じ込めている人もいます。

これらは自分の感情と向き合おうとしていないため、
一時的に自分の問題を目の前から遠ざけているだけのため、
根本的な解決にはいたりません。

社会で他者と関わるには様々な感情の交流がつきものです。
特に怒り等の負の感情を抱えたまま他者と交流していると
嫌な思いをするだけでなく、争いになることも多々あります。

そうすると、次第に自分の感情を表に出さないようになったり、
分かってくれない相手には（実際には分かってもらえるように
具体的に自分の気持ちを相手に伝えていないことが多いのですが）
強引に自分のやり方を相手に押しつけたり、
反対に相手を避けたりするようになります。

このような苦しい状態にならないために、
このアンガーマネジメント講座は混乱している自分の気持ちを整理し、
自分と相手との状況を客観的に見る力を育て、
衝動性が高まっても自分で自分の気持ちに気づいて、
自分の感情をマネジメントし、
適切な表現方法や問題解決ができる力をつけて、
更には発達に課題のある子ども達に感情について
教えられるプログラムとなっています。

※本講座を受講した方には修了証書をお渡しします。

【講師】高野 光司 先生
　　　　早稲田大学教育学部非常勤講師
　　　　刑務所や少年院における指導、保護観察対象者や中高生へのSSTなどを行う
　　　　早稲田大学教育総合クリニック相談員
　　　　アンガーマネジメント研究会講師
　　　　特別支援学校や職業訓練校の外部専門員やアドバイザー他多数
　　　　専門は犯罪心理学、教育心理学、臨床心理学、攻撃行動、非行、感情制御 等

お申込はNPO日本インクルーシブ教育研究所のホームページからよろしくお願いします↓
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