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日仏教育学会公開シンポジウム 「学ぶ」「働く」「生きる」をつなぐ―キャリア教育の今とこれから―

開催日時 13:00 17:00
定員100名
会費0円
場所 愛知県刈谷市井ケ谷町広沢1 愛知教育大学 第一共通棟201教室

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日仏教育学会公開シンポジウム 「学ぶ」「働く」「生きる」をつなぐ―キャリア教育の今とこれから―

基調講演:シルヴィ・アミシ(フランスキャリア・カウンセラー協会会長)
パネリスト:京免徹雄(愛知教育大学) 高綱睦美(愛知教育大学) 清水克博(金城学院大学)
指定討論者:三村隆男(早稲田大学・日本キャリア教育学会会長)
参加費:無料、申し込み不要
後援:愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、愛知教育大学、日本キャリア教育学会、日本産業教育学会

お問合せ:career.education.france@gmail.com

【趣旨】
 社会構造の変化が急速に進行し、先行きが不透明な現代において、子ども・若者のキャリア形成支援は各国に共通する教育テーマです。日本において、キャリア教育は「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育成することを通して、キャリア発達を促す教育」と定義され、職業観・勤労観や汎用的能力の育成が目指されています。2017年3月の小・中学校および2018年3月の高等学校学習指導要領改訂では、教育課程全体を通じた実施が明記されました。しかし現実には、担当者である教員の専門性の不足、外部との連携体制の未整備、体験活動などイベントへの偏りなど、様々な実践上の問題も散見されています。
 一方で、フランスでは戦前から現在に至るまで、国家公務員であるキャリア・カウンセラーが教員と協働してキャリア教育を担ってきました。いわゆるスクールカウンセラーではなく、キャリアを専門とするカウンセラーが学校に介入するのは、世界的にも独自のシステムです。
 そこで本シンポジウムでは、フランスキャリア・カウンセラー協会会長であるシルヴィ・アミシ(Sylvie AMICI)氏を招聘し、キャリア教育の現状・課題・展望について議論します。特に国際的にも珍しいフランスのシステムは、多様な専門職が協働する「チーム学校」を進めようとしている日本に、大きな示唆を与えるのではないでしょうか。さらに、アメリカのキャリア教育研究の立場からの指定討論をふまえて、日・仏・米の3カ国比較を行うことで、学校で「学ぶ」ことを将来「働く」こと、「生きる」ことにつなげるためにはどうすれよいか、参加者とともに考えていきます。

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