開催日時 | 18:00 〜 20:30 |
定員 | 50名 |
会費 | 0円 |
場所 | 東京都渋谷区恵比寿3-9-25 日仏会館ホール |
主催:日仏教育学会
基調講演:シルヴィ・アミシ(フランスキャリア・カウンセラー協会会長)
パネリスト:藤田廣志(キャリアコンサルティング技能士会副代表幹事・東海ライフキャリア代表)
大前敦巳(上越教育大学・日仏教育学会事務局長)
指定討論者:本間啓二(日本体育大学・日本キャリア教育学会キャリア・カウンセラー資格認定委員長)
参加費:無料、申し込み不要
お問い合わせ:career.education.france@gmail.com
【趣旨】
日本では、2010年の大学設置基準改正によって、「社会的・職業的自立を図るために必要な能力」の育成が義務づけられたことで、多くの大学でキャリア教育が推進されるようになりましたが、担当者やカリキュラムの面で課題も散見されます。さらに、2016年4月から職業選択や能力開発に関する相談・助言を行う専門家として「キャリアコンサルタント」制度が法定化されましたが、社会人の支援が中心であり、学校教育に対する介入は進んでいません。
一方のフランスにおいては、キャリア・カウンセラーの資格化は戦前に遡る歴史をもち、特に大学を含む学校教育に対しては国家公務員のカウンセラーが介入し、教員と連携することで若者のキャリア教育を展開してきました。さらに、2017年には「‹国民教育›心理士」(Psychologue de l’éducation nationale)という新たな資格を創設し、支援体制を強化しています。しかしながら、職業資格の価値下落や非正規雇用の増加などによって若者の就職状況は厳しく、15歳~24歳の失業率は日本の約3倍に達している状況です。
そこで、本シンポジウムでは、上記の「国民教育心理士」の制度改革にも携わったフランスキャリア・カウンセラー協会(l’association des conseillers et conseillères d’orientation-psychologues de France)のシルヴィ・アミシ(Sylvie AMICI)氏を招聘し、大学生および若年労働者のキャリア形成支援の課題と展望について議論します。特に日仏の現状を比較することで、予測不可能な社会を生き抜くために若者にどのような力を発達させる必要があるのか、またそのために専門職(キャリア・カウンセラー)がいかなる役割を果たしていくべきか検討したいと思います。
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