終了

連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ32「再生医療-現状と展望―」(第2回)

開催日時 18:30 20:00
定員120名名
会費0円
場所 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 10階
連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ32「再生医療-現状と展望―」(第2回)

 京都大学では、このたび、「京都アカデミアフォーラム」in 丸の内 にて、「再生医療-現状と展望―」をテーマに、連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ32を開催します。

 iPS細胞の開発以来よく耳にする「再生医療」。科学技術の進展によって、これまで難病とされていた病気への治療法が開発される等、「再生医療」は身近なものとしてますます存在感を増し、飛躍することが期待されています。一方で、再生医療が発展することで、新しい技術を用いた研究がもたらす可能性のある倫理的課題についても考えていく必要があると言われています。そこで今回は、「再生医療」に関する最新の研究内容を紹介します。そして、それらを活用していくために、わたしたちはどのような課題を検討する必要があるのかについても、考えてみたいと思います。
 シリーズ32の第2回となる9月11日は、「iPS細胞を用いたパーキンソン病治療」と題し、高橋淳(京都大学iPS細胞研究所教授)が講演いたします。

<第2回講演>
講演タイトル : iPS細胞を用いたパーキンソン病治療
講師     : 高橋淳(京都大学iPS細胞研究所教授)
講演概要   :パーキンソン病はドパミンという神経伝達物質を産生する神経細胞が進行性に減少する神経難病です。主に50歳以降に手足の震えなどで発症し、徐々に動けなくなります。我々はiPS細胞から作製したドパミン神経細胞の移植によって症状を改善させる治療法を開発しており、昨年臨床試験を開始しました。本講演ではこれまでの経過と今後の展望を紹介します。
□会場    :「京都アカデミアフォーラム」in 丸の内
□時間    :18時30分~20時(開場18時)
□参加費   :無料
□対象    :どなたでも参加いただけます。
□申し込み  :下記URLより京都大学ホームページにアクセスいただき、WEBもしくはFAXにてお申し込みください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/social/events_news/office/soumu/shogai/event/2019/190925_1530.html/
※全4回のシリーズですが、1回のみお申し込みいただくこともできます。
□申し込み締切:8月18日(日)
□問い合わせ :京都大学総務部渉外課
Tel: 075-753-2031(月~金:9:00~17:00) 
Fax: 075-753-2286
E-Mail: event*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)

連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ32「再生医療-現状と展望―」
【第1回】9月4日(水)「幹細胞の制御 −再生医療の産業化へ向けて−」
(長谷川光一 高等研究院特定拠点講師)
【第2回】9月11日(水)「iPS細胞を用いたパーキンソン病治療」
(高橋淳 iPS細胞研究所教授)
【第3回】9月18日(水)「再生医療とリハビリテーション」
(青山朋樹 医学研究科教授)
【第4回】9月25日(水)「社会で考えるiPS細胞研究をめぐる倫理」
(藤田みさおiPS細胞研究所特定教授 )

イベントを探す

大学のセミナー・研究会・勉強会を別の地域から探す

SENSEI ノート