” 社会でこどもを育てる ” とよく言うけれど、それってどういうこと?
・子どもたちにどう関わればいいの?
・私に何かできることはあるの?
そんな風に思ったことってありませんか?
近年、子どもの貧困をはじめとして、虐待やいじめ、不登校など子どもたちをとりまく社会的な問題が、様々なところで取り上げられるようになってきましたが、表にでてきていない中で「生きづらさ」を抱えている子どもや家族はあたなのとなりにいるかもしれません。
また、日本では45,000人の子どもが家族と離れて暮らし、その多くが、住み慣れた土地・学校を離れて生活を送っていますが、そのような状況で暮らす子どもたちのことを知る機会はほとんどありません。
社会で認知されず「透明な存在」になってしまっている子どもたちが実はたくさんいるのです。
家族の困難や、子どもの貧困や虐待は、家庭という閉じた関係の中で起きやすく「見えにくい」ゆえに、発見が遅れると言われてます。
しかし、本当に「見えていない」のでしょうか?
子どもやその家族は、SOSを出しているのに、私たちが「見ようとしていない」のかもしれません。
・自分には関係ない。
・家庭の問題は家庭で。
と社会全体が無関心のままでいることが、子どもとその家族の「孤立」を生んでしまいます。
子どもたちが「孤立」してしまう背景や、家族だけでない関わり方があることを知り、子どもたちが安心して暮らせるために、いま、私たちにできることは何か。一緒に考えませんか?
短期地域里親、ショートステイ、週末里親の普及啓発活動を行っている一般社団法人 RAC(らっく)代表の千葉彩からは、実はもっと身近にある家族の様々な形や関わり方についてをお話しします。
児童精神科であり認定NPO法人PIECES(ピーシーズ)代表の小澤いぶきは、臨床に携わる中で見えてきた子どもたちの生きづらさの背景と、子どもと寄り添うやさしいつながりや関わり方のお話をします。
平日夜開催ですが、オンライン配信ですので、お気軽にご参加ください!
--------------
日時:2019年8月19日(月)19:00-21:00
場所:オンライン(facebook LIVE)
https://www.facebook.com/events/879200459126649/
参加費:無料
参加方法:facebook イベントページで参加ボタンを押して、当日の配信をお待ちください。
https://www.facebook.com/events/879200459126649/
両団体への寄付チケットもございます。
https://pieces190819.peatix.com/(peatixよりお手続きください)
--------------
<スピーカー>
●千葉 彩(ちば あや)
一般社団法人RAC 代表
東京大学大学院医学系研究科健康教育・社会学分野 客員研究員/歯科医師
兵庫県出身、高校時代に保健室登校歴あり。医療に興味を持ち歯学部に入学するも、出会った友人の裕福さと、人生の選択肢の大きさに驚き、育ちの格差を実感して衝撃を受ける。そこから親を頼れない子どもたちに関わるようになり、いつか自分が里親になり周りに広めたいという夢を20歳で持つようになり、一般社団法人RACを設立。
里親の資質を考える上で「血の繋がりのない家族」に共通点を見出すことが多く、”血の繋がりのない家族の養育環境で、子どもがどう健康に育つのか” をテーマに研究員になり、2018年に短期の里親普及啓発事業を行うRAC(らっく)を設立。市民向けや行政の勉強会で公演を行っている。
一般社団法人 RAC(らっく):https://www.rac-foster.or.jp/
ーーーーーーー
●小澤 いぶき(おざわ いぶき)
認定NPO法人PIECES 代表理事/Co-Founder
東京大学医学系研究科 客員研究員/児童精神科医
精神科医を経て、児童精神科医として複数の病院で勤務。トラウマ臨床、虐待臨床、発達障害臨床を専門として臨床に携わり、多数の自治体のアドバイザーを務める。さいたま市の子育てインクルーシブモデル立ち上げ・プログラム開発に参画。
2016年、ボストンのFish Family Foundationのプログラムの4名に推薦されリーダーシップ研修を受講。2017年3月、世界各国のリーダーが集まるザルツブルグカンファレンスに招待、子どものウェルビーイング達成に向けたザルツブルグステイトメント作成に参画。
認定NPO法人PIECES:https://www.pieces.tokyo/