■主催 公益社団法人日本化学会 環境・安全推進委員会
■会期 2020年8月18日(火) 13時~17時25分
■会場 オンライン(Zoom)
■趣旨
近年の台風の大型化による水災害の多発や夏の酷暑など、気候変動は正に現実の脅威として姿を現しています。この世界共通の課題に対して、化学を通じてできることは何でしょうか。この講演会の前半では、地球規模で起こる気候変動のメカニズムや局所的な気象現象を化学の視点で解説します。また後半では、根本的な対応策としての人工光合成に関する最先端の知見から、水災害等からの復旧時における粉じん曝露対策や保護具の正しい使い方まで、幅広くご一緒に学びたいと思います。
■プログラム(予定)
13:00-13:05 開会挨拶・趣旨説明
(環境・安全推進委員会 環境小委員会 委員長/ 慶應義塾大学理工学部 教授)奥田 知明
13:05-14:05 地球温暖化対策の推進と気候変動への適応
(国立環境研究所 気候変動適応センター・センター長)向井 人史
14:05-15:05 気象現象を化学で読み解く:ゲリラ豪雨と大気汚染
(早稲田大学創造理工学研究科・教授)大河内 博
15:05-15:20 休憩
15:20-16:20 化学でCO2にどう立ち向かうのか:人工光合成
(東京都立大学大学院都市環境科学研究科環境応用化学域・特別先導教授)井上 晴夫
16:20-17:20 個人用保護具による有害物ばく露防止対策 ―災害の現場で身を守るために―
(労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所・主任研究員)中村 憲司
17:20-17:25 閉会挨拶
(環境・安全推進委員会 環境小委員会 副委員長/日本女子大学理学部 教授)宮崎 あかね
■対象
初中等教育現場で理科・環境教育を担う教員,環境問題に取り組む企業技術者・研究者, 環境問題の最新情報を求める一般社会人,環境問題の全体像把握を目指す学生・生徒など。
■参加費
無料。希望者には別途資料を有料配布(1,000円)。
■申込
チケット申込サイト「Peatix」よりお申込みおよび事前決済を行ってください。
URL: https://eesympo13.peatix.com/
■問い合わせ
日本化学会 企画部
環境・安全推進委員会担当
E-mail: env_safe@chemistry.or.jp
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【2020/8/3 追記】申込多数につき,定員を100名から500名に変更しました。