ワーキングメモリアセスメントHUCRoWを活用した学習支援

ワーキングメモリ (working memory：作業記憶，作動記憶) とは，短い時間に心の中で情報を保持し，同時に処理する能力のことを指します。会話や読み書き，計算などの基礎となる，私たちの日常生活や学習を支える重要な能力です。ワーキングメモリは，国語，算数（数学），理科などの学習と密接に関連しており，発達障害のある子どもの多くがワーキングメモリに問題を抱えていることが明らかになっています（※HUCRoWホームページから抜粋）。
　HUCRoWは，主に小・中学校段階の子どものワーキングメモリのアセスメントを行う目的で作られた、アセスメントツールです。パソコンの画面を見ながら、子どもたちがマウスで操作することで、ワーキングメモリをアセスメントすることができます。
　今回は、HUCRoWの開発者である湯澤正通先生から、HUCRoWを活用した学習支援についてご講演いただきます。
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