開催日時 | 13:00 〜 14:30 |
定員 | 95名 |
会費 | 0円 |
場所 | その他オンライン(Zoom) |
今年の3月に福島原発事故10年目を迎えます。その被害が未だに続く中、同じ悲劇を2度と繰り返さないため、その教訓を国内外に伝える必要があります。今回は原発事故について展示を行う福島県三春町のコミュタン福島、双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館と、1986年に原発事故が発生したウクライナのチェルノブイリ博物館の展示内容を比較し、どのようなことが伝えられ、伝えられていないのかを福島大学の後藤忍さんとともに考えます。また、コミュタン福島の展示内容が安全神話に偏らないように活動してきた市民団体フクシマ・アクション・プロジェクトの佐々木慶子さんからもお話をお聞きします。
【講師プロフィール】
後藤忍(ごとうしのぶ)さん
福島大学放射線副読本研究会代表/福島大学 大学院准教授。福島第一原発の事故後、環境教育の観点から特に原子力・放射線教育に関心を持ち取り組んでいる。政府が発行した原子力および放射線に関する公的な副読本における「公平性」の問題に着目し、福島大学放射線副読本研究会を組織し、独自の代替案となる放射線副読本を作成。また、福島県環境創造センター交流棟「コミュタン福島」とチェルノブイリ博物館の展示内容の比較なども行っており、その内容はフクシマ・アクション・プロジェクト発行のブックレット『「コミュタン福島」は3.11以降の福島をどう伝えているか』に所収されている。
佐々木慶子(ささきけいこ)さん
元中学校英語教師。退職後、2005年「ふくしまWAWAWA-環・話・和ーの会」を立ち上げ以降、代表。 原発事故前の2010年8月「に「沈黙のアピール」を提唱し、県庁玄関前で「プルサーマルを入れないで!」「福島を放射能のゴミ捨て場にするな!」と横断幕を広げ、当初は平日連日50日間、以後は月一回、県知事直下部局に仲間と共に訴え続け、2015年2月に100回目まで行った。2012年に「フクシマ・アクション・プロジェクト」(以降 FAP)を提唱し事務局長を務め、2018年から共同代表。FAPとして、2013年、原発事故後に福島県に拠点を作ったIAEA(国際原子力機関)に関するブックレット第1弾『IAEAに正しく対処するための参考資料集』、2017年にブックレット第2弾、後藤忍さんの講演をまとめた『「コミュタン福島」は3.11以降の福島をどう伝えているか』を作成している。
<ブックレットご注文先>
『IAEAに正しく対処するための参考資料集』
『「コミュタン福島」は3.11以降の福島をどう伝えているか』
1冊500円(送料除く)
フクシマ・アクション・プロジェクト事務局 080-5563-4516
▼日時:
2021年2月10日 (水) 19:00-20:15
▼参加費:無料(先着順、95名まで)
▼参加方法:
下記リンク先より、お申し込みください。登録した際にその方専用の参加URLがZoomより送られますので、お時間になりましたら、送られて来たURLからご参加ください。
https://is.gd/nBgW4a
▼アーカイブ:
お申し込みされた方に一週間限定のアーカイブをお送りします。お時間が合わない方でも、ぜひお申し込みください。
このオンライン勉強会は「Zoom」を使用して行います。開始までにZoomアプリをインストールしておいてください。
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【主催・問合せ先】
ピースボート事務局
メール:event@peaceboat.gr.jp(@は半角に書き換えてください)