『唯が行く！－当事者研究とオープンダイアローグ奮闘記』刊行記念オンライントークイベント

■タイトル
「対話はひらかれ、そしてケアがうまれる　―物語・ユーモア・ポリフォニー―」

■出演
横道 誠（京都府立大学文学部）
斎藤 環（精神科医／筑波大学）
小川公代（上智大学外国語学部）

■トークセッションの概要
『唯が行く！』では、当事者研究とオープンダイアローグ（OD）という異なる二つの治療法が、自助グループという場で結びつく姿が描かれる。著者の横道誠氏（主著：『みんな水の中―「発達障害」自助グループの文学研究者はどんな世界に棲んでいるか』）は、両アプローチの「当事者性が現前する仕組み」に共通点を見つけ魅力を感じたという。

ODを実践する精神科医である斎藤環氏（主著：『オープンダイアローグがひらく精神医療』）は、本作に登場するケアについてどのようにみるだろうか。

一方で、『ケアの倫理とエンパワメント』でケアの価値の問題をさまざまな文学作品から...

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