「一つの花」で何をどう教えるか 戦後80年、今こそ平和教育を 八王子文芸研基礎講座

地域
八王子市東京  
開催日時 18:00 20:00
定員20名
会費300円
場所 東京都八王子市立高嶺小学校 

視点をふまえた確かな読み 
 「一つの花」の最大の特徴は、一貫して語り手の《外の目》で語られているということです。そのことは語り   手と共にゆみ子一家を側で眺めていく目撃者体験をくぐることでもあります。視点のあり様が、発問を方向づけ、子どもたちの文芸体験を豊かな深いものにしていきます。
「一つの花」における戦争の本質と人間の真実
 視点をふまえたイメージ体験によって、もの・ことの織りなす形象の相関から、「一つの花」における戦争の本質と〈ゆみ子〉の姿から人間の真実に迫ります。
コスモスの花の象徴性
 題名の「一つの花」、別れの場面、クライマックスの〈コスモスの花〉、戦後の〈コスモスのトンネル〉の形象の深い意味づけこそ子どもたちと語り合いたいものです。
 上西先生のクラスの生徒になったような講座です。2学期に、是非クラスの児童たちと一緒に学んでみたいと思われると思います。8月の最後の金曜日、オンラインでもリアルでも、有意義な時間が過ごせること請け合いです。たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。