「そっちじゃないよー」
カナダの幼稚園の遠足で、水たまりに向かって走り出した子がいました。
その瞬間、まわりの子どもたちが一斉に駆け寄り、手をつないで元の場所へ。
そしてまた、何事もなかったようにランチが始まりました。
誰かに指示されたわけでも、教わったわけでもありません。
それが、カナダの「日常」でした。
「一人ひとりを大切に」「合理的配慮」。
この言葉を、私たちはもう何百回と聞いてきました。
それでも、目の前のあの子に明日の朝どう声をかけるのか。
同じ教室でどう成り立たせるのか。
そう問われた瞬間に、手が止まることがあります。
2026年11月、カナダ・バンクーバーで4日間のスタディツアーを開催します。
インクルーシブが教室の中の工夫ではなく、街全体の前提になっている場所です。
車椅子のまま乗り込めるバス。絵や記号で誰にでも伝わる案内表示...
