5/3(祝) 菊池省三先生 GW埼玉セミナーin浦和
教員になって10年程度の先生方が、菊池実践の「観」を押さえた実践発表をしてくれました。勿論、菊池先生の講演も実りあるものでしたが、それ以上に今回は、菊池実践を自分のものとしている若い先生方の実践に感動を覚えました。
とかく教員は「方法」を求めてしまいます。菊池実践にしても、「褒め言葉のシャワー」「成長ノート」「価値語」など、やっていることをそのまま真似るということが行われがちです。でもおそらく、それをやっているだけでは、うまく学級経営をしていくことができません。「やってもうまくいかない」ということに直面してしまうのです。大事なのは、その実践の土台となっているものを育てていくことです。子どもたちの関係性が育っていなければ「褒め言葉のシャワー」も形だけのものになってしまいます。「言葉」は、それに「心」を乗せて届けるものです。
今回の埼玉支部の先生方の発表には、その「土台を見る」ということが感じられました。ありがとうございました。
投稿: 小峰 秀樹