ふりかえりの深まりを実感!参加者に大きな気づきが!

ふりかえりの深まりを参加者みんなで体感!

第2回グループワーク研修会の最初のワーク実習にて「動物村の10人11脚」(もっとたのしいグループワーク 大阪グループワーク研究会編 遊戯社刊より)を実施。これは小中学生向けの運動会前に実施して子どもたちの運動会へのモチベーションを上げ、協力関係を高める狙いのカード実習です。これを参加者(小中学校の先生方)に本気で取り組んでもらったところ、ゲーム後のふりかえりで非常に深いふりかえりを行うことができて、自分の普段の行動のくせに気づく人や人間関係に気づく、同じグループの他の人の行動に気づく人など、その後の話し合いが大変盛り上がり、これぞ「ふりかえり」といった会場の盛り上がりとなりました。グループワークは楽しいゲームを小グループで実施してそのあとゲーム中の自分の行動をふりかえるのが肝なのですが、これをうまく子どもたちにさせるのがなかなか難しいのです。人を鏡にして自分に気づく「メタ認知」なんです。これに自分で気づくと「よし、これからこうしよう」と自分の行動を変えるきっかけになったり、「あの子のあのやり方はうまいなあ、自分もマネしてみようかな」とか実際の行動に変化が現れるわけです。人に100回言われるよりも、自分でなるほど!と腑に落ちれば変容がみられるというわけです。
 今回は最初のワークで参加者の皆さんは「ふりかえり」の素晴らしさを体験できたので、その後のワークも積極的に楽しみながら参加していただくことができました。
 そのあとクイズ・缶バッチ作り・コラージュ作品を作るワークなど普段グループワークとは思っていないようなものも扱い方で大変大きな効果のあるグループワークとなることを体験してもらいました。
 最後に参加者スタッフ全員で1日のふりかえりを行って盛況の中終了しました。
 

投稿: 山田 洋江