【解決済み】メール送信機能に不具合が発生していました 2018/05/31~06/08

3時間目は算数テストの時間。

テストの場面を公開して下さるなんて。
大阪弁で言うと、「ありえへんやろ、それ?!」って感じ。

少なくとも自分には無理です。
耐えられないです。
自分の指導の全てがさらけ出されるんだから。

いや、別の心配もあるかな。

テスト風景をよそ者に公開して問題にならないのか。
子どもの気が散るでしょう、テストの点数に影響が出たらどうする、なんてクレームは来ないだろうか。

僕だったら、やっぱりテストの公開はできないなあ。

それを村野先生はサラッとやって下さいました。

チャイムと同時に、村野先生は無言で板書されます。
向山先生のイメージが重なります。

簡単な問題が2問。
テストのための復習問題。

業間休みの後でしたが、子どもたちはすぐに算数モードに入っていきます。

テスト中も村野先生はあまりしゃべりません。

時々机間巡視しながら、つぶやく程度。
「みんな、線引きながらやってる?」
「途中の式を入れて下さい。」
「無理して暗算しようとしないで。」

穏やかな時間が流れていきます。

4時間目は社会。

社会の導入はフラッシュカード。
TOSS社会の王道。

この日は関東地方の都道府県名シリーズ。
どれくらいのサイクルで次のシリーズへ行くんだろう。

カードの流し方は基本通り。
追い読み2回、追い読み1回、子どもだけ、で1セット。

最初はやや下手よりに立たれてやった後、やや上手側に移動して、おまけの1回。

このおまけが面白いんです。
カードをチラッと見せたり、ジャグリングのようにカードを回転させて投げ上げたり。

しかも、村野先生はずっと真顔。
真顔で面白いことをやっているので、そのギャップがまた面白いのかな。

村野先生はこういう場面では笑顔を見せないのかな、たまたまかな。

あと気になったこと。
僕と違うやり方だったこと。

一つ目はカードを持つ場所。
僕のやり方はカードの真ん中を持って持ち上げる感じ。
村野先生は、子どもから見て左端を持たれていました。
まっすぐ持ち上げるというより、回転をかけて斜めに持ち上げる感じ。

二つ目はカードの読ませ方。
神奈川県ではなく、神奈川って読ませていたと思います。
県を省いて読ませるのかな。

三つ目は「都道府県の位置」も一緒に扱うこと。
フラッシュカードが終わった後、関東地方の略地図を板書されました。
指し棒を使って、「ここ何県?」と発問。

フラッシュカードをやった直後だから、知識も定着しやすいなあ。

そして,いよいよメインパーツ。
討論につながる流れ。

発表に移る前,ノートを書く時間が取られました。
時間は10分間。

事前に数枚の資料が配られています。
浅草に関する本のコピーと思われます。

家のパソコンからプリントアウトした資料を持参している子も。

「配られた資料も見ながら,さらに書く時間をとります。」
と村野先生は指示される。
「文でも要約でも箇条書きでもいいよ。」
と付け加えられました。

僕もこの指示はよく出すなあ。

前回休んでいた子にも「◯◯ちゃんは休んでいたから,意見を決めてね。」と声掛けされていました。

印象に残ったのは常に見通しをもたせる指示を出すこと。

「あと3分調べたら発表してもらいます。」
「50分には発表してもらいます。」
「黒板の(に板書している)人,あと1分!」
「あと30秒くらいです。」
などと予告しながら追い込んでおられました。

これはとても重要なことだ。
突然「はい終わり!」と言われたら,荒れている学級だと「スイッチ」が入ってしまう。
予告しておくことは,支援を要する子にとっても見通しを持たせることができるので優しいなあと思います。

子どもたちが板書している間,村野先生は近くに座って板書を見ながらメモを取られていました。
意見の分布などをチェックされていたのでしょうか。

板書させた後は,順番に書いたことを発表させておられました。
書いた量も読みたい量もかなり多いという子が多かったので,ここで結構時間がかかったかなあ。

その後はいよいよ討論。

「浅草の一番の魅力は何か。」という発問に対する意見は5つに分かれています。
建造物、行事、仲見世、芸人、安い食べ物の5つです。

どんな風に討論に持ち込むのかと思っていましたが,
「建造物とそれ以外で10分ほど討論します。」
という方針を村野先生は指示されました。
この方針は授業前に決定していたのかな。

建造物の意見が過半数だったので,こういうやり方もあるんだなあと思った。

指名なし発表や討論が始まると,村野先生は教室前の隅っこに座られました。
子どもたちの方は向かず視線を外されます。
板書をチェックしつつ子供の発言をメモされていました。

時々言葉が入ります。
「書いたこと全部言えないからね,短くね。」
「ちょっとテンポあげて。」
「鉛筆動いていますか。」

討論が始まると,男の子を中心に「言いたくて仕方ない子」がドサドサと立ち上がります。
待つ人は一人のはずだが,待てないのかな,多くの子が立ったままになります。

その結果,次の発言者が誰なのか分かりにくい場面がありました。

そんなとき,村野先生の介入が入るんです。
「まだ言っていない子に言わせてあげて。」

討論の時間は10分ほどしか取れませんでした。

このときの討論の話がその後どうなったのか気になる。

「帰ってきた村野聡セミナー」で,その後の何かが語られるといいな。

投稿: 田中 一智