参加された方から感想をいただきました。

・遠藤先生の「失敗から論争を巻き起こした授業」では、ゆらぎのある問いで子供たちの思考を引き出していることや、どの子も批判されることのないように推理させて展開されているところが大変勉強になりました。
・谷川俊太郎「生きる」の詩の実践では、発問により一行一行の表現したいことや主題に迫ることができました。「生きる」と「生きているということ」の違いに着目させたり、「ミニスカート」が美しいとはどういうことかなど表す物を抽象化させたりする発問が印象的でした。言葉のもつ魅力に引き込まれました。
・石山先生の道徳では、脳科学の観点から、何故いじめがいけないのかをしっかりと扱っている点がすばらしかったです。感情的論も大切ですが、科学的な見方からいじめを防止するということの大切さを感じました。あとで追試したいです。
・道徳でよく取り上げられる「私のいもうと」の実践では、石山先生がご自身のクラスでどのように子ども達に語りかけ、どのような反応が返ってきたのかとてもリアルにお話しされて、大変参考になる内容でした。三層構造の脳の図も、低学年児童にも分かりやすいと感じました。
・西城先生の音楽は、多くの方に聞いていただきい内容でした。曲の感じの変化をつかませるために身体表現を取り入れ、なぜそのような動きをしたのか考えさせることで気づかせる、というものでした。
・図工の木を描かせる実践では、子供たちの作品に驚きました。木々の迫力を出すための構図アドバイス、味のあるかたつむりのような線の描かせ方、リアリティを表現するための混色方法など学ぶことができました。

投稿: 遠藤 真理子