昨日の音楽でも,わらべうたが一番盛り上がった。

4月から何度もやっているのに盛り上がる。
しょっちゅうやるわけではないのに,久しぶりにやっても盛り上がる。

「『どーどーめぐり』をやるよ」と言うと,どの子も姿勢がよくなる。
一度にできないからグループごとにやらせているのだが,姿勢の良いグループから呼ばれることを覚えているのだ。

「3号車さんたち前に出ておいで!」
と呼びかけると,10人が嬉々として飛び出してくる。

何も指示していないのに,声をかけながら円を作る子どもたち。
「男の子と女の子が隣同士になるようにね。」
という指示を覚えているのだ。

よく覚えているもんだなあと本当に感心する。

「門番」を決めるときは「どのこがよいこ」の鬼決め歌を歌う。
歌いながら子どもたちの頭に順に手を置いていく。
そういうときの彼らの表情は本当にかわいらしい。

「どーどーめぐり」は「ロンドン橋落ちた」に似た歌遊び。

まあ言ってみれば単調な遊びだと思う。
もう少し小さな年齢の子がやるのかとも思うが,あれだけ喜ぶところを見ると,そうでもないのかな。

・・・・・

こんな風に文章で説明しても上手く伝わらないのだろうが。

「どーどーめぐり」の歌遊び。
低学年の担任だったら絶対に身につけておいて損はないと思う。

今度の音楽会場の講座で紹介するつもり。

ライブでこそ身につけられることがあると思う。

実際に自分の目で見ないと分からないことがある。
実際に自分が体験しないとイメージできないことがある。

特に音楽のような実技教科は,そういうことが多いと思う。

ぜひ,お一人でも多くの方と会場でお会いできればと思う。

投稿: 田中 一智