第1回松藤司の授業づくり講座の報告

「松藤司の授業づくり講座」
今年もいよいよ始まった。今年で5年目。
3時間みっちりの講座だった。

今年からリニューアル。

指定教材「量子力学」の模擬授業に挑戦したのは10名中5名。
指導案提出が4名。
いろんなキーワードが飛び交った。
私は15冊本を読んだが、意味がわかってきたのは10冊を超えたあたりから。
挑戦した者が同じ思いを共有したに違いない。

指定教材や自主模擬授業に挑戦しない教師には、
教科書教材の模擬授業「すぐ模」がある。
だから、全員が授業した。
この講座はアウトプットの講座である。

そして、今日から、来月の指定教材の準備が始まった。

【参加者の感想】
■今日のテーマはまったく分からず何をすべきなのか分からないまま進んでいました。初めて知ることばかりで、このテーマがなければ知ることはなかったと思います。そういった意味で取り組んでよかったです。新しい発見でした。指導案にはできなかったので、まずB5だけでもいけるよう頑張ります。福井先生のノートの取りくみ、刺激になります。少しでもやってみます。

■難課題「量子力学」に挑まれた先生方を尊敬します。授業作り講座に参加することで日常に埋もれている自分に活をいれることができます。インプットだけではなくアウトプットできるようにします。ありがとうございました。

■教材との葛藤とはこういうことなのかと思いました。そのしんどさに耐えられず、変化球で指定教材をやらせてもらいました。真正面から教材と格闘された先生方は本当にすごいと思いました。次こそがっぷり教材と組み合った授業を作ります。

■指定教材についてまだまだ勉強が足りないと思いました。上級者はネタがかぶるほどのものをもってくると実感しました。もっと深みのあるものをもっていきます。

■校務のために遅れてしまい、量子の授業を見れず残念でした。金曜日、ちょっと一年生の教室で授業を10分程度することになり、漢字文化の授業をやってみました。子供たちは熱中して面白かったといってくれました。最近やっていなかった授業も、再度勉強し直して、やってみようと思います。

■指導案が苦手な私にとって、福井先生のノート作りの話は大変刺激になりました。まずはノートを用意して日付を書いてやれるところからやっていこうと思いました。そして今年は検定が受けられるようにしっかり準備していこうと思いました。ここに来ると、授業作りに挑戦しようという気持ちになります。ありがとうございました。

■本当に久しぶりに参加させてもらいました。ありがとうございました。量子力学というテーマが興味があったので参加しようと思いました。ほとんど自分の知識がない状態でしたが、参加を決めて一冊ニュートンを読みました。すごう楽しい授業ばかりでした。量子力学というテーマを授業にしてくるというのがすごいと思いました。自分もここに参加していけるように頑張りたいなと少し前向きな気持ちをもらえました。ありがとうございます。

■量子力学に関する本を10冊くらい読みました。知識は高めましたが、「何をどう扱うのか」、堂々巡りを繰り返し、まったく授業化できませんでした。指定模擬授業に挑まれた先生方の授業を受けながら、尊敬と悔しさが入り混じった気持ちになりました。自分の力のなさがよく分かりました。この悔しさを次回にぶつけるため、指定課題が発表されたらすぐに動き出します。何ももっていかないのととりあえずでももっていくのとでは全然違うので、手ぶらはやめます。いつもよい刺激をいただきます。ありがとうございます。

投稿: 松藤 司