平成29年度 愛育相談所 研修セミナー 開催報告

平成29年8月17日に研修セミナーを開催しました。今年度は「発達障害を持つ子どもの治療支援ー学童期・思春期を中心にー」というテーマでしたが、例年より早い段階での参加申し込みが多く、発達障害に対する関心の高さが窺われました。当日は、保育士、教員、支援員、心理士など多職種にわたる専門家が40名超参加しました。齊藤万比古医師の講演の後に行われたグループディスカッションでは業種を超えた話し合いが行われ、視点の違いから気づかれる発見があり、時間を超えて活発な議論が行われていました。来年度も夏期開催の予定です。

参加者の感想

・とてもわかりやすく、説明していただいて、良かったです。長年経験値だけで対処していたことが、根拠のある説明で、納得できました。

・発達障害児の特性を子の成長課題と共に説明していただいたことで、なぜ集団の中で孤立しやすいのか。周囲を敵とみなすのかなどが、具体的かつ系統的に理解できた。

・様々な職種の方が参加されていたことが意外でしたが、グループ討論の場では、それが興味深い話合いになる要素となり、とても役に立ちました。

投稿: 細金 奈奈