イギリス、ナイジェリア、アメリカ、日本からの先生の参加がありました。参加者全員の自己紹介の後、ワークショップが始まりました。この日のテーマは「相槌」で「日本人は相槌をうつかどうか」と言う議論が行われました。講師の立場は「日本人は相槌が少ない」ですが、言語学者は「日本人は相槌が多い」と言う立場をとる人が多いため、両者の立場は全くの逆になっています。ワークショプの目的はどちらの立場が正しいと議論することではなく、参加者がどの様に考えるかと言う点に力点がおかれました。「相槌を全く使わない日本人の夫婦の会話」が紹介され、参加者は「どうしてその様になるのか」と言う事と、「欧米の夫婦ならばどの様に話すか」と言う観点からの議論が行われました。英語を国語とする人達にとって、「相槌が少ないと冷たい会話になる」と言う点で意見の一致がありました。この間の会話は全て英語です。とても楽しい1時間半でした。

投稿: 関野 ニッキー