小学校英語教育学会道央・道北地区セミナー開催報告

 地震の中開催が危ぶまれましたが,講師の方々・参加者の皆さまが困難を乗り越えて会場に駆けつけていただき,盛会のうちに開催することができました。
 萬谷先生の講演ではこれから小学校ではどのようなことに気をつけて授業すべきか,明示的な指導をどこまでやるべきかなど,実践に役立つ内容を具体的な例でわかりやすく,示していただきました。本多先生のワークショップでは,中学校で1時間の授業をテキストの英文を用いて進める方法,特に,インターラクションを効果的に取り入れる具体的な方法についてたくさんの示唆をいただきました。また,松田先生,吉田先生からは,東川町の研究開発学校の指定を受けている,新教科「グローブ」の取り組みについて,具体的は授業場面とともにお話しいただきました。ディスカッションタイムでは,講師の先生や他の現職の先生と教師を目指す学生が交流する形で行われ,示唆に富んだ意見が交わされました。
 参加者は約50名で,当初の申し込みより少なくなりましたが,とても充実したセミナーとなりました。今後も旭川で新たな企画を計画していきますので,今回参加できなかった方は次回をお楽しみに。

投稿: 石塚 博規