不登校の子どもにどう向き合うか(第4回教師とスクールソーシャルワーカーのための学習会)

 ## 子どもは生きているだけで100点満点

 今回は、小中高の先生、スクールソーシャルワーカー、児童館、自治体の福祉職の方、NPOの方など多様な立場の方々が集まり、不登校の子どもへのそれぞれの思いや悩みを話し合いました。
 ソーシャルワーカーの竹村睦子さんから、まず、「子どもは生きているだけで100点満点で、それに加点して見ていく」という子どもに向き合う基本が話され、不登校支援に必要な視点として、①子どもの「ちょうど」の見極めの大切さ ②学校はアウトリーチ支援の最後の砦であること ③人や社会とつながる場所・機会の必要性 という話がありました。その後、参加者の方々から、具体的なアウトリーチ支援の体験や、学校(教師)が出来ること、第三の場所の必要性などについて、熱い話し合いがなされました。最終的には、子どもの「社会的自立」を目指して、教育・福祉・地域などさまざまな立場の連携の必要性があらためて確認されました。
 次回は、7月20日(土)を予定しています。関心のある方のご参加をお待ちしています。
一般社団法人 子ども・若者応援団

投稿: 松林 陽子