やはりすっと落ちます

楠先生には、何度も福島へきていただいています。お話を聞いていつも思うのですが、たくさんの事例を見てこられた上での理論の構築がなされているので、お話の内容が的確で次の日から意識できるものばかりでした。参加者も32名と久しぶりの30名を超えた学習会となりました。
前半の「発達障がいを抱えた子どもの理解と援助」では、楠先生の豊富な事例分析とそこから導き出される「発達」の課題とそのような子ども達に教員や学校がどのように対応していくかの見通しが得られる内容でした。その後の事例を出しての相談会でもその事例に応じて的確なアドバイスをしていただきました。
参加者の方々からも子どものviewをどう教員がわが見とっていくのか大変わかりやすい講座となりました。

午後からは「保護者への理解と援助」という内容で講座を行っていただきました。一見無謀な要求を突きつけられることも多いが、その際に保護者の本当の願いが見えてくる場合は、共同を作ることが可能となってくる。しかし、近年保護者自身に「発達障がい」が見られるような場合が多く見られるようになってきている。これを見誤らずに保護者のviewを見ていく必要があることを話されました。

どちらの講座も参加者からは大変好評なものとなりました。また、計画していきたいと思います。

投稿: 鈴木 直