【褒める3】その子によって"丁度いいは違う”
褒める2のレポートで「褒め言葉」に笑顔という「刺激」を添えて褒めると言うことを書きました。
確かに「笑顔」の表情という、強い「刺激」で褒めることは
効果的なことが多いです。
でもこれが「正解」ではありません。
笑顔という強い刺激を添えて褒めると
逆に褒め言葉がその子に入らないこともあります。
人の表情に過敏な反応を示してしまう子は
「先生はすごく笑っていた」という情報に意識がいってしまい
自分が何を褒めらたのかに意識がいかないこともあるのです。
さらに、他人の笑顔(笑顔だけではなく、表情の変化自体)に
嫌な感情を持ってしまうようなお子さんも中にはいます。
その子には、むしろ笑顔を弱めて「刺激」少なめの
「微笑む」程度の褒め方の方がいい場合もあるのです。
万人共通の正解はありません。
その子によって"丁度いい”刺激は違うのです。
その子の丁度いいを探してあげることあ
特別支援教育スキルを活用するための
第1歩だと私は考えています。
投稿: 塩谷 直大