5月25日におこなった教え方セミナーの報告です。 ①テーマ・会場名 テーマ:「通常学級で活用する特別支援教育スキル」 会場:北見市北地区...
開催日時 | 13:00 〜 16:00 |
定員 | 30名 |
会費 | 資料代として1000円 |
場所 | 北海道北見市寿町6丁目5−14 北地区公民館 |
第7回 北海道横断!教師力向上教え方セミナーIN北見
主催:TOSSファミリー(教員研修の会ファミリー)
通常学級にも発達凸凹の子どもたちがいます。中には問題行動を起こしてしまっている子も少なくありません。そんな子どもたちの行動は「叱責」「注意」だけでは変わりません。
教育にベストはありません。子どもの個性は10人10色です。
1つの方法が正しいということもありません。
本研修会ではよりベターな「指導法の工夫」を紹介させていただきます。
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第7回 北海道横断!教師力向上教え方セミナーIN北見
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上の画像のように、学級で一斉授業をしている際に
「じっとしているのが苦手」
「立ち歩く・動き回るのが大好き」な子が
目立つ行動をしてしまうことがあります。
授業を進めている先生は、その子の行動をなんとかしたくて、注意したり、ときには叱責したり、その子ががんばっている場面があればほめたり、課題や問題をスモールステップにして取り組めるようにしたりしています。
たしかに目立つ行動をしてしまう子には、様々な工夫が必要です。
しかし、それと同じくらい、指導法の工夫をしていかなければいけないのは、一斉授業の中で「目立たない」「がんばって授業を受けようしている」
「でも困った表情をしている」子どもたちです。
この「目立たない」子どもたちが「がんばったから、できるようになった」「まじめに授業を受けてよかった・楽しい」と思えるような指導法の工夫が必要です。そして、その上に「目立つ行動をしてしまう子」にも「楽しい・できた」と実感できるような工夫が必要です。
通常学級は「集団」を意識して授業を進めていくことが必要です。
その中には「特別支援教育」を視点とした教え方のスキルが効果的です。
私たち教員研修の会ファミリー(TOSSファミリー)では
日頃から自主的に勉強会を行い、
日々の実践や悩み、効果的だった指導法の工夫、教育情報を交流しています。
1つの方法が正しいというスタンスではなく
多様な指導法の工夫を共有し、その効果を実証し合い、自分の学級の子どもたちに適した方法をつくりだそうというスタンスで勉強しています。
本研修会では特別支援教育ベーシックトレーナー1級の資格を持つ講師が、
通常学級で「学級経営」「基礎学力定着」「自己肯定感の向上」「生徒指導」などに効果的だった指導法の工夫をご紹介させていただきます。
講座内容(予定)
1)ワーキングメモリの個人差に対応しながら一斉授業進める
2)子どもを「ほめる」パターンを多様にもつ
3)人間の脳の構造をふまえた授業改善のポイント
4)高学年対応「思春期の脳」の仕組みを学級づくりに活用する
5)学級で活用できる特別支援教育教材群
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