第1回なにわのオンドッカー〜教室音読指導を究める会追加講座参加報告

<なにわのオンドッカー〜佐藤先生の音読追加講座参加報告>
 過ぎし1月25日に大阪、庄内駅近くローズ文化ホールにて追加開催された教室音読講座の学びです。

 時間がたってしまっているので、このレポート、ライブ感が損なわれていると思いますが…

 あと、今回の目玉として講座の中でお若いK先生のお目を通した学びのシェアがありました。あれに習って、自分もメモをそのまま流すのでなく少しだけ自分のフィルターを通して発信します。

 佐藤隆史先生、学ばせてくださって本当にありがとうございました。

0 日本オンドッカー宣言
  宣言と言えば?「ポツダム宣言」※私もこれしか思いつきませんでした。いえいえそこは「日本水平社宣言」?
 ・・・「不易」の教育技術である教室音読の復権と、令和の新しい時代に即した新たな視点をもって究めていこう。

1 ネタを忍ばせて本質を
 ・ネタ

〇音読前の合言葉 
「(足は)ぺたっ、(肩は)ストン、(背筋)ぴっ、(目は)前!」

〇「神様のつぼ」という話 努力のしずくがたまっていくつぼ、どれだけ入ったかは見えない。ある日突然あふれ出す。

〇マ行を額で響かせる。マ行は響く音

〇「USA」をバックに、「かっぱかっぱらった」※理屈抜きで子供さんがノる。実際の映像を見せてもらいましたが、佐藤先生の指揮に合わせた「かっぱ」で踊り狂っている子がいました。

〇やり直させたら必ず向上させ、合格させる。

〇わざと暗く「あけましておめでとうございます」と始めてみると…

〇理科・社会の音読
本日の学習事項で…

・「教室音読の本質」とは
〇子供が笑顔になる
 音読中に雰囲気がぎすぎすしていたらほぐす指導を。

※教師に空気を読み取る・空気を作る力が必要だなと思いました。

ややこしい子には…
(ある仕掛けを…)

できない子の気持ちになる。教師の範読を聞きながら、ムズカシイ漢字の読みを書いていくのは
かなり難しい。(「五重塔」)

〇音読の効用 
佐藤先生は二十項目おっしゃいました。
   
2 知識→技術→技能
・新学習指導要領「学びに向かう力」「うちに帰って宿題でもないのに5回読んでしまいました!」
少し変えることが学びに向かわせる。

3 オンドッカー一つ星検定
5名もの参加者が「水平線」の詩の朗読に挑戦し、佐藤先生が全身全霊で評価してくださいました。
※自分は立候補の勇気が出ませんでした。
思いを言葉にのせることの難しさを感じている参加者の方がいました。

オンドッカーには決める(覚悟する)ことが必要、とメモにあります。
 
(自分の学びシェア・グループワーク)
 
音読のしかたを工夫することがこんなに楽しいということを今日あらためて実感しました。
 K谷先生の音読、素晴らしかったです。何より挑戦する姿勢、いろいろな研修会に時にはクイーンのライブにまで参加されるパワフルな姿勢に、身近なお手本を見つけることができました。

(以上。村井より)

投稿: 佐藤 隆史